先生にこういうことを申し上げると失礼でございますが、政治、特に政府を預かっている者というのはx、y、zの連立方程式を解くわけであって、xの解だけであれば簡単に見つけられるわけです。つまり、雇用を確保するだけの措置というのは、やろうと思えば何でもやれます。しかし、他の例えば財政の問題、公平の問題、いろいろなバランスをとってやらねばならないというのが政府を預かっている者の立場ですね。 今ここで経済論議をするのは適当ではないと思いますが、構造改革による財政というのは、まだ実は一銭も本院の御許可も受けていないから出ていないわけです。それにもかかわらず今のような経済状態になっているというのは、やはり私はバブルのときのツケが金融機関を中心に
