北も南も法律上は全ベトナムを代表すると申しておりますが、現実の施政権が十七度でもって分かれている、こういう事実に基づいて、法律上の理念と現実が合わないという現状が出ているわけでございます。これは北も南も同じでございます。
北も南も法律上は全ベトナムを代表すると申しておりますが、現実の施政権が十七度でもって分かれている、こういう事実に基づいて、法律上の理念と現実が合わないという現状が出ているわけでございます。これは北も南も同じでございます。
拒否しましたのはベトナム共和国の方でありまして、当時の北の状況においては自由選挙は期待し得ないという理由によって拒否しております。
ジュネーブ協定は自由な意思の表明を期待しておるわけでありますから、それができないという理由で拒否しましたことは、形式的な違反でありましても、実質的違反になるかどうかは問題だろうと思います。
私は形式的にはそう言えるかもしれないけれどもと申したのでありまして、実質的にはジュネーブ協定に期待していることが行なわれないのだから、これは拒否してもやむを得ない、こういうふうに考えております。
ジュネーブ協定の精神というものは、やはり平和裏にこれが統一されるということを期待しておるのでありまして、事実問題としてどうなるかということは、これは将来の問題としてわかりませんが、ジュネーブ協定では平和裏に統一選挙が行なわれて統一するということを期待しておるのであり、また各国も、日本も同じようにそれを期待しておるわけでございます。
私が申し上げましたのは、小さな船舶とか小さな艦艇の修理の技術指導をしている、こういうことを申しました。
戦争損害があるということは明瞭であります。先方が引用しております統計も、われわれがそれを引用しましても同じでございます。同じ統計に基づいて戦争損害を出すわけでございます。 〔発言する者多し〕
先方は、何と申しますか、戦争の結果としまして、非常に資料が少ない。そこで自分の方で探してあるだけの資料を出したのだ、例示的に出したわけであります。それにはインドシナの統計によるものを引用いたしております。わが方でもその統計を調べておりますので、多少統計の数字の小さい点で違う点がありますが、大局を判断する点におきましては、全然これは十分なものでございます。
向こうが出して参りました資料がございます。それに対しまして、その統計が正しいかどうかということをわれわれの方で探しました統計と合わしたわけでございます。大体においてこの統計は合っておる、こういうことを申し上げておるわけであります。
それは何べんも申し上げましたように、まとめて出すほどの資料はございませんが、断片的にはございます。
私が断片的と申し上げましたのは、たとえば餓死者の判断をいたします際に、餓死者が幾らあるかというふうな際に、いろいろな人の話を聞いております。こういうものも断片的な資料の一つでございます。そのほか当時のサイゴン並びに北部に住んでおった人たちから、当時の生活状況がどうであったかというふうなことをいろいろ聞いております。こういうのも断片的資料でございますが、一番よく皆様に損害の実情がわかるような資料としましては、向こうの出しましたものを引用いたしまして、これで米とかゴムとかの生産減とか、あるいは貿易の減退とか、あるいは、主として北部でありますが、鉱産資源の減退、こういうふうなものをお示ししまして、これら向こうがあげたものだけを見ましても損
その点は何べんも申し上げましたように、向こうが出したものをこちらで統計をチェックしたものが、まとまった資料として非常に正確なものであり、その他のものは断片的だ、こう申し上げておるわけであります。
国会に提出するほど資料がまとまっておらぬということを申し上げたのでありまして、意味を持たぬという意味ではございません。われわれが判断をいたします際には役に立っております。
資料として出すほどまとまったものはございませんというのでありまして、われわれが何も持っておらぬというのではございません。
われわれが国会に提出いたしました資料の中にも、米とゴム等の大きなものがございます。ベトナムの貿易の約半分を占めるものは米でございます。その米につきましては、資料を提出してございます。こういう貿易がいかに減ったかということは、それでもおわかりになります。それに紡ぎましてゴムの資料も提出してございます。ゴムも非常に大きなアイテムでございます。これが、たとえば六、七万トンできたものが、四十五年にはわずか一万二千トンしかできておらぬとか、あるいは米にいたしましても、百万トン近く出しておりましたものが、四十五年には約五万トンしか出ておりません。そういうふうなことで十分お察しができるはずだと私は思っております。
米とかゴムにつきましては提出してございます。それにつきまして口頭で補足して詳しいことを申し上げてあるわけでありまして、口頭説明もこれまた御参考にしていただきたいと思っております。
植村特使も大体の損害についてはもちろん御存じでありますが、植村特使は政府の訓令の範囲内で動いておられるわけでありますから、政府がこれを知っておれば……。 〔「もちろん御存じとは何だ」と呼び、その他発言する者多く、聴取不能〕
私はただいま植村さんが資料を持っておられたとは申しません。 〔発言する者多し〕
植村さんも大体のことは御存じであろう、それで政府の方でこういうものは判断しておる、こう申し上げたわけであります。
先ほどから申し上げておりますように、戦争によって資料は大半なくなっておりますので、不完全なものしかございませんが、ベトナム側はフランス人から受けた損害というものは主張しておりません。