交渉にあたりましては、こういう先方の出しましたものをちょっと見ましても、計算し直さなくても、大体相当大きな損害数字があるということが頭に入っておりますから、それをもとにしまして折衝いたしております。こういうものを一々数字を出しまして、こういう計算をすればこうなるとやっていきますと、むしろ損害が非常にふえていくわけであります。むしろこちらとしましては、交渉におきましては、ラウンド・ナンバーで向こうも出してくる。こちらもラウンド・ナンバーで小さなものを出す。そうして三千九百万ドルにまとまったのでありますが、交渉当事者としましたならば、三千九百万ドルというものは実際の損害よりははるかに小さいということは、常に頭に置いて、常識的に頭に置いて
