国鉄は明治以来いろいろな投資をしてまいりまして、現在二万二千キロの設備を持っているわけでございます。したがって、この中には非常に安い簿価のものもあれば、最近投資したような非常に高い簿価のものもあるわけでございます。したがって、最近投資したようなものについては、それだけとりますと収支相償わないというものもあるわけでございますが、しかし、全体として考えた場合に、運賃が適正であれば全体の償却費等によって債務の返還は十分可能であると考えているわけでございます。 現在の国鉄の経費の中に占める償却費の率というのは大体一〇%程度でございます。同じような鉄道事業といたしまして私鉄を例にとりますと、私鉄も古い施設と最近新しく大都市通勤対策のための
