そこで、現状をどう見るかということでありますが、財務大臣認めておられるように、企業部門は回復の過程にある、設備投資も伸び、利益も出ている、最近ちょっと陰りがあるとも言われておりますが。しかし、GDPの六割を占める家計消費、これは一向に回復をしていないわけでございます。 総務庁の家計調査によると、全世帯の実質消費支出は、平成五年以来連続八年間マイナスであります。九二年をベースにしますと七%落ち込んでいるというのが家計消費の実態でありまして、内閣府の報告も、個人消費はおおむね横ばいの状態だというふうに言っています。 これらは、今日の持続的な物価下落、つまりデフレの原因を明らかにする上で大変大事な視点だと思うのですけれども、財務大
