これは極めて重大な疑惑がかけられている問題なんですよ。既に明らかなように、不良債権の実態を、あの拓銀の乱脈経営でつくられた、まさにめちゃくちゃな不動産融資、そういう実態を知っていながら隠ぺいした疑いがある。そのことによって経営改善の適切な手が打たれなかった。つまり、拓銀の破綻にそれがつながっていったとすれば、大蔵検査というのは破綻に手をかした検査だったと、そういう疑いさえ持たれても仕方がないわけであります。 まともな検査が行われ、適切な手が打たれ、健全性確保のための指導が行われていれば破綻しなかったかもしれない、そういう重要な問題なんです。しかも、脱税の手助けをしたという疑いまである。乱脈経営を行った経営者に第一義的な責任がある
