もう二点だけ承わります。先刻のお話では、公海漁業の自由という方針を堅持していくのだということでございましたが、申すまでもなく、たとえば李承晩ラインが、三海里やそれくらいなことではなくして、はるかに越えて竹島の上まできておる、こういう現状であります。これは外交交渉にも関係のあることですが、水産庁当局としてはやはり今後の外交方針として、相手国との交渉に当っても、この公海自由の原則というものは不変の鉄則であるという立場に立って交渉に臨まれるのか、あるいはかなりそこに向う側の主張する李承晩ラインあるいはピョートル大帝ラインといったものに——これは明らかに、従来の国際法の通念から言うなれば、それを越えた海域というものを自分たちの漁場だと言って
