いまの三十億ドルの話にしても、それは前に水田大蔵大臣も、三十億ドルぐらいは持ちたい、これがむしろ国際常識だというお話でありました。その意味は、たぶん貿易額が百二十億ドルとするならば、その三カ月分ぐらいは持ちたい、こういう意味のはずであります。そうすると、これはこっちから言ってしまったらおかしなことになるが、原則としては、その三十億ドルというものは運転資金として使い得る金ということが前提になる、私はほんとうはそう思うのです。ところが、いまあるわが国の二十億ドルのうちでほんとうに使える金は幾らありますか。五億か七億か知らぬけれども、その程度のものでしょう。したがって、運転にいま回し得る金というのはそのぐらいのものだと思うのです。いま規模
