いま一番入ってきておる軽水炉について、いわゆるリコピーによって国産のものをつくるということは、これはまあ二、三年でできそうだというふうに聞くのです。しかしながら、その技術を踏まえて改良し、発展させた内容を持つ図面自身、設計書自身を自分でつくりながらこしらえていくということには、なおその二、三年の後に、まあ四、五年か五、六年はまだ要するのではあるまいかという話があるのですけれども、大体そんなもんでしょうか。
いま一番入ってきておる軽水炉について、いわゆるリコピーによって国産のものをつくるということは、これはまあ二、三年でできそうだというふうに聞くのです。しかしながら、その技術を踏まえて改良し、発展させた内容を持つ図面自身、設計書自身を自分でつくりながらこしらえていくということには、なおその二、三年の後に、まあ四、五年か五、六年はまだ要するのではあるまいかという話があるのですけれども、大体そんなもんでしょうか。
長官、いずれにしましても、国産化ということに、言うならば二種の意味があるらしいことを私は聞いたのです。いまお話しのように、向こうからつくった図面を持ってきて図面どおりのものを、つまりコピーと称するものをつくるのと、その技術を全部自分のものにして、その図面のつくられた背景を全部消化して、そうしてその技術を発展させて図面自身を自分でつくりながら新しいものをつくっていく国産化、言うならば、私は二種の、二重の意味があるというふうに考えておるわけです。したがいまして、これは話が技術論まで飛んでしまって恐縮なんでありますけれども、今後政策を考えられる場合に、一口に国産化と言いますけれども、したがって私は、軽水炉の場合にはほんとうに全部自分ででき
含めておることはわかるが、やはりその中にプルトニウムを入れておかなければなりませんか。そして、民有化方針の中に入れておくことに不安は感ぜられませんか。
当分の間のプルトニウムの用途は、研究開発じゃないですか。
プルトニウムの当分の間の予見される用途というのは、要するに研究用ではないか、私のはこういう意味です。そして、その研究用という意味は、いまお話しのように、一つは高速増殖炉をねらっておられるのだから高速増殖炉のための研究開発用でしょう。それからもう一つは、いまこの事業団で一生懸命やられようとする新型転換炉のためのものでしょう。それからもう一つは、有澤先生がたびたび言われる、都合によっては軽水炉に対してもプルトニウムを装入したいという、軽水炉にプルトニウムを入れようかという研究用でしょう。そして、いま、この最後の研究は、言うならば、やっておるところがあるとすれば、これはやっぱり原研じゃないのですか。その近所じゃないですか。どこかほかやって
この事業団の計画でもおわかりのように、高速増殖炉をねらうのも、新型転換炉をねらうのも事業団でしょう。そしてもう一つの、研究用の軽水炉の燃料のためのプルトニウムを使おうというのも原研でしょう。そうすると、使うのはほとんど国または国の代理のものでしょう。それをどうして民有化するのですか。民有化なんか、概念的に燃料全部民有化という——私は、これはあるいは勘違いがあるかもしれないのですよ、何か国の方針みたいなものをぽっと仕立ててくるのが流行だ。燃料民有化も、来年には日米の原子力協定を改定せんならぬ。それを機会にして燃料民有化を進める、こういう方針がぽっと出るのだな。そうすると、本来ならば、それを裏づけする個々の政策がなければならぬと私は思う
これは局長が答えたら、あと有澤さんが答えると、似たようなことしか言いにくいことがあるかもしれぬが、こんな判断を事務官がしてはならぬと私は思うのです。これこそ原子力委員会で十分検討した上できめなければならぬと私は思います。もともとの話が、燃料の民有化というのは、アメリカを中心とした技術レベルを考えての話じゃないですか。アメリカの原子力の技術のレベルを背景とした考え方と、十年も二十年もおくれているといわれる日本の技術の段階と同じに考えたハイカラものみたいなかっこうをすることは、これはかんべんしてもらいたいな。いま言うたように、確かに将来は軽水炉にプルトニウムを入れようという研究を一生懸命やられているのですから、それを使うようにしたいので
これは長官に私は要望いたしておきたいと思います。いま有澤さんからお話のように、そういう経緯をもって、そういう考え方で私はきめようとされておるんだと思うのです。しかし私はその考え方は非常に根拠が薄いと思うのです。どうしてそうせんならぬかわからぬ。民間で一部持つものがあるかもしれないために、どうして全部を民間が持てるということにするのですか、あぶないものでもあり、むしろ逆に、これまでプルトニウムというのは、たいして日本で生産されなかったでしょう。その段階でこそ、民間で持とうと何も知ったことではないかもしれない。これからできるような状態になったときにこそ、国自身でまず研究計画を立てられて、高速増殖炉に、あるいは新型転換炉に、あるいは軽水炉
原燃でいま取りかかっておられる再処理工場建設の計画は、現状はどういうことになっておりますか。
当初計画では大体建設費八十億くらいでやろうという話があったように思いますが、目下のところは建設完了までの見込みはどのくらいかかる予定ですか。
そうすると、それは大体単位当たり処理費をコスト計算すると、どれくらいの見当になる予定ですか。
局長、どうもこれはしようがないのだけれども、言い出すと、何かやっていることがうまくいってないというのをしかられはせぬかということのほうが先にいくものだから、どうもわしらが心配していることをさらけ出されないんです。それだから問題はちっとも進展しないのだ。いま聞いてみると、去年言っていることと同じことだ。一年間たって何にも発展しておりはせぬということは、ほんとうのことを言うと、おかしい。だから何とかもう少し——とっちめはせぬですから、通さぬと思ったら、何ぽあなた方が言おうが、わしはこの法律を通しはせぬ。しかし一緒になって問題を前進しようじゃないかというかまえでなければ、一つもこの問題解決しませんよ。去年も私は同じことを言うたんです。同じ
長官、眠たかろうけれども、頼みまっせ。一生懸命わしはそれを頼んでおるんだから。 いまの有澤先生のお話ですと、コストが要するに何ぼつこうが、何ぼつこうかは悪いけれども、何ぼコストがかかろうが、要するに、その再処理の処理料というのか、委託料というのか、その基準は、委託するほうの電気会社のほうに損にも得にもならぬ状態にいたします、それが基準になるでしょう、こういうことでしょう。国際的なもの——、国際的なものということもちょっとむずかしいと思うけれども、まあまあそんなようなことですね。常識的に電気会社に損にも得にもならぬ料金を基準にしてきめたいと思います、そしてその料金とほんとうにかかったコストとの差額は、何としてもこれは政府が持つので
しかし念のために伺います。先ほどの日刊工業新聞によりますと、この東海一号炉の使用済み燃料の処理について三つの方法を検討中だ。その一つは、言うならば保管して残しておけということ。それからもう一つは、イギリスに頼んで、あれはコールダーホールですからもともとイギリスですから、イギリスに頼んで、言うならば委託処理をしてもらって、そしてプルトニウムはやはりこっちへ持ってこよう、こういう方法。それからもう一つの方法は、使用済み燃料ごとにみなイギリスに引き取ってもらおうということだ。そういう三つの方法が書いてあったと思うのです。しかし私は、先ほどの方針によると、この第三番目のことというのは考えられないと思うのですけれども、やはりそれも考えておられ
これはいつごろまでにその方針をきめられますか。
来年度予算との関係で……。
来年度の概算要求とどういう関係があるのですか。
去年も春ごろから、原子力発電会社としてはこの問題は困るので早う政府の方針をきめてくれという要望を出したと承っております。それから、ことしも同じように出ている。私は、原子力会社のほうからいうと、一日も早うその方針をきめてもらいたい、こういうことだろうと思うのですが、政府の予算との関連で返事ができぬ、方針をきめられないということでしょうか。どういう返事をされたわけですか、去年の要望なりあるいはことしの要望なりに対して。
去年のお話のときに、そのような回答をされましたか。それから、ことしの話にもそのように回答をされておりますか。
そうすると、発電会社のほうの方針が変わったということですか。