どういうふうに動かせるか。具体的に五三年、五四年のMSA計画にもそういうものがあるのかどうか。具体的に一つその計画ははつきり出ておるわけですからそれを御説明願いたい。
どういうふうに動かせるか。具体的に五三年、五四年のMSA計画にもそういうものがあるのかどうか。具体的に一つその計画ははつきり出ておるわけですからそれを御説明願いたい。
どれとどれとを流用するのか。
いや流用の可能性はその計画でどことどことを流用するという厳密な規定があつたと思うのですが、だからそれはおのずからはつきりしておる。アメリカ側が勝手に適当に流用するのじやなくて、そこを厳密に、正確に御説明願いたい。
だからそこをはつきりしておいて頂きたいというのです。そこをいつもあいまいにされるから、たた単にそれに関連して、経済的な利益があるという問題としてお考えになつているのか、そうでなくして、MSAに厳密に言う経済技術援助なるものをとり得るというふうにお考えになつているのか。私たちは前から非常にやかましく言つているのは、そういうものはこのMSAの計画から見ればあり行ないのじやないか。来年度もあり得ないのじやないか。そこは一つはつきりして頂きたい。
いや、将来のことであり或いは努力しようと思われても、アメリカ側が発表しておるいろいろなMSA援助の運営の方針なり、或いは更に具体的に従来から示されているものから見れば、厳密な意味におけるそういうものがあり得ないことは余りにもはつきりしておるのです。それにもかかわらず希望としては努力しよう、それをやるのだとか、或いは結果として経済的な利益があるから経済援助じやないかとか、そういうあいまいな御答弁じや我々は納得ができない。
そうすると大体五百十三条のこういう利用可能の規定があるから、これによつて希望としてはとりたいと思つているのだということだけで、その後各年度の、今年度も、特に運営の方針或いは方針に基く運営の金額の計画等々から見れば、それは絶対にできる話ではないように思うのですが、ただそれにもかかわらず、希望としてそういうものを持つておるというたけだ、というふうに了解していいですか。
それじやその点は、どうもあいまいでわからんということにして、次に進みますが、経済安定が防衛力増強の先決条件だというふうに日本側からの要望もあつたと思うのですが、それに対して必須条件だとか不可欠の条件だとかいうような答えになつており、協定にもそういうふうに書かれておると思うのですが、その間には何ら相違はないんだというふうにお考えになるのか、若干の考え方、気持の違いがあるとお考えになつているのか、その辺はどうですか。
実質的には変りはないと。じやここで言うよく経済安定、経済安定と言う、害しない限りということが言われておるのですが、その場合における経済安定ということは、内容的にどういうことを、意味しているのか。現在の状態では経済安定がむしろ保たれていないと私たちは考えておるのですが、その辺はどういうふうにお考えになつておりますか。
そうすると、防衛力増強によつて特に国際収支の問題がどうなるかというような点が重要な問題になると思うのですが、従つてそれに関連をして、千九百五十四、五年度の、一体アメリカの対外援助方針というようなものは、一般的にどういうふうに考えられておるのか。特にそれが極東に対してはどういうふうになり、更に日本に対してはそれをどういうふうに考えているのか。その辺の事情を一つ御説明願いたい。
その点特に日本に対するMSA援助の方針というような問題については、前にスタツセンが来たときに外務大臣に説明をしたというようなことが言われておりますが、それらの説明そのものを私たちは聞こうとは思いませんが、それらの説明。更には最近対外援助に対してかなり細かな数字を出して、アメリカの下院においてでしたか、軍事委員会でしたか、歳出委員会でしたか、あたりで相当具体的に議論をされていると思うのですが、その辺の事情はどういうふうになつていますか。
日本に対しては今後相当長い間続けられるであろうというお話と、それならば特にこの五四~五年度に日本に対してはどういうふうに考えているのか、金額的にどれくらいと考えておるのか、その辺はどうなんですか。
アメリカの下院の歳出委員会でしたか、軍事委員会でしたかで論議されているとして伝えられているところは、対外援助のうち特に極東太平洋地域に対しては十七億六千九百万ドルというような数字が出ていて、その中で相互防御軍事援助五億八千三百万ドルをその中から日本には出すのだというようなことが伝えられておるようですが、而もそれ以外の相互防御支持援助なり、或いは技術協力たり、或いは開発援助等々は何ら日本に考えられていないというふうなことが伝えられておりますが、その辺はどういうふうにお考えになつているのですか。
ただ併し個々の計画の中でもはつきりしていることは、日本に対しては相互防衛軍事援助に限られて援助が行われるので、いわゆる軍事援助だけでそれ以外のさつき言つた厳密な経済援助なるものは計画の中に何ら考えられていないということは明瞭だと思うのですが、その点はどういうふうにお考えになりますか。
それからMSAの五百十一条の二項、三項に、例のたびたび聞かれる、アメリカ側においては、相互安全保障努力の成功に適当又は必要である場合には、各国が相互防衛のためにその産業を動員し、且つこの法律の目的のためにての財政的、予算的、資金的、政治的及び軍事的資源を転換するための十分な措置をとり、以上及び相互協力のために適当なその他の措置をとるようにするということをアメリカ側は意図しているようでありますが、そうなれば日本に対して産業動員の問題或いは財政、予算の転換の問題作々が必然的に行われて来ることになるのじやないかと思いますが、この辺は外務大臣のほうはどういうふうにお考えになつておりますか。
だからそういうことがアメリカ側から強く要請をされ、アメリカ側から強い圧力となつて出て来る、従つて日本は軍事に対してのみならず、産業に対しても或いは経済、金融等々に対しても、アメリカ側の圧力によつて動かされていかざるを得ないような事態になると考えなければならないのじやないかという気がするのですが、この点はどういうふうにお考えですか。
アメリカ側のMSA援助の内容でありますが、大体保安庁長官から提出された資料によりますと、陸海空に亘つていろいろな装備の種類が挙げられて、大体総額で五百五十億、ほぼ一億五千万ドルというようなものを期待しておられるようですが、差当り一九五四年度分ですか、六月までは大体この程度のもの、内容もこういうものに限定されると、限られるというふうにお考えになつているかどうか。
そうしますと、この附属書Aに書かれているこの協定の実施に当つて日本国が使用に供すべき商品及び装備を日本国内で調達するというふうになつているのですが、この期待する以外に更にこういうものがあり得るというふうにお考えに大つておりますか。
従来は向うから装備を貸与されていて、それ以外の弾丸その他をどこの経費で出していたのか知りませんが、相当日本でもらつており、それが域外買付になつていたと思うのですが、今度の場合はそういう弾丸その他はこのMSA援助の期待母以外にプラスになつて出て来るのですか、とうなんですか。
その六千万ドルの米ドルと四千万ドル相当の日本円、これが域外調速に当るでしようか。これは国内の需品と他の国の需品と両方一緒にひつくるめてということなんだと思うのですが、そこでさつきから問題になつておる四千万ドル相当分は、これは厳密な意味のMSAの援助とは別な点ですから、これは別に考えて他の米ドルの六千万ドルというこの金額は、保安庁が期待しておる五百五十億、約一億五千万ドル以外にこの六千万ドルという援助があるというふうに、いや援助と言いますか需品があるというふうに考えていいのかどうか。その需品は従つて更に一億五千万ドルの完成兵器の援助以外の援助になるというふうに考えていいのかどうか。
ここで五百五十億に卒げられているのはみんな完成兵器なんですね。従つて大体部品その他というものは全部一応常識的に考えれば部品のついた完成兵器として日本に供給される、それが五百五十億円、ほぼ一億五千万ドル前後というようなことだというのであれば、それ以外の部品であるとか或いは弾丸であるとかいうようなものは、ここで保安庁が援助を期待しておられるもの以外にあるということでなければならなくなり、従つてそれは一億五千万ドルに更に六千万ドルプラスした、金額的に言えば二億を越えるようなものになるのだというようなことにならなければその間の話が、つじつまが合わないように思うのですが、それは、どうなんですか。