年次別の動きにしても、二十八年度の七億ドルから三十二年度の二億ドルに漸減して行くということになれば、MSAの援助を、日本に対しても、或いはその他の地域に対する特別なものを考えなくとも、七億ドル程度のものはあるのである。それが更に漸減して行つて二億ドルになる見通しであるのだから、見通しの中に入つておらないのみならず、これで今言われたような生産の増強なり、消費水準の保持なり、そういうものはスムースにやつて行けるということと了解していいのでしようか。
年次別の動きにしても、二十八年度の七億ドルから三十二年度の二億ドルに漸減して行くということになれば、MSAの援助を、日本に対しても、或いはその他の地域に対する特別なものを考えなくとも、七億ドル程度のものはあるのである。それが更に漸減して行つて二億ドルになる見通しであるのだから、見通しの中に入つておらないのみならず、これで今言われたような生産の増強なり、消費水準の保持なり、そういうものはスムースにやつて行けるということと了解していいのでしようか。
今の保安隊が貸与を受けておる武器の種類、数量その金額等お示し願いたい。
警備隊の……。
先の警備隊の借りる艦船は、六十八隻の予定のうちに今五十二隻を借りてありますが、あとはいつ頃までに貸与が完了するのですか。
それの金額はどれくらいになりますか。
今の六十八隻分を新品にしては幾らになりますか、六十八隻分だつたら……。
七千三百三十七万ドル……。
今の数字その他を書類にしてお出し願いたいと思います。 それから先ほどちと問題になりましに保安隊で使用いたします武器類は昭和二十七年度と同様に米軍のものを使用するというのは、今お挙げになつた保安隊が借りているものをそのまま継続使用するという意味なんですか。更に増加貸与がある、それは併し金が要らないから使用計上していないというりか、その辺をお聞きしたい。
二十八年度で新たに手に入れるものが……。私の聞きたいのは予定しておられるのは、さつき挙げられたのを単に補充する意味で、若干不足分を一部更に追加貸与されるのか。そうでなくて、新らしい形において何らかの供給があつてそれを予定しておられるのか、そのいずれかという点をお聞きしている。
そうすると、ただ一、二補完的に余すものだとか何とか、補充的な増加貸与を要求されるという意味なんですか。それともこれはこれとして、新たに何かまとまつたものを交渉するという意味なんですか。
関連して……。
まだ私のさつきのは済んでなかつたのです。保安隊が今借りしおる装備、これで大体装備は完全にじきているというふうにお考えになつておられるのか。更にこれを完成する上には、若干の装備換をしなければなりないのではないかというふうにお考えになつているのか。その辺はどういうふうにお考えですか。
そうすれば、予算で人員は殖やさない、けれども質的にもう少し向上を図るのだとおつしやつておるのは、さつきお話の二割程度の補完をやれば、それで大体できる、武器に関する限りはそれでいいというふうなお見込みですか。
そうすると、ダレスが九月五日の上下両院の外交委員会の合同会議で対日援助をやるのだ、而もそれには保安隊に完成装備を施し、警備隊に若干の小艦艇を供与するという供述をしておりますが、これは全然必要はないという、今の御答弁だと、こういうものは、今としては日本側から見れば全然必要はないというふうにお見込みかどうか。
交渉しておられないかり正式な連絡がないかも知れないが、私たちが乏しい資料をあさつて断片的に見てもこの程度はわかつておる。それを専管しておられる部局において何らわかつてないということはないと思うのですが、仮にそれでは日本の側では必要はない、今のところ何にもそういうことは予定してないということを一応前提にして、ダレスが言つておる完全な装備或いは若干の小艦艇というようなものは、どういうものを考えておるのか、その辺はあなたがたから見れば、どういうふうに推測しておられますか。
又さつきの続きですが、先ほど御説明になつたアメリカから借りている武器、これは日本では別に法律なり何なりを必要とすることな上に、事実行為として借りているわけですね。アメリカのほうで日本に貸与している場合には、アメリカはどういう法律に基いて、これを日本に貸与しているかそれをお聞きしたい。
そうすると問題になるのですが、私の聞き及んでいるのでは、向うでもその点が非常に問題になつたために、特に予算審議でいろいろ論議されて、今度はそういうもぐりの貸与はやめるということになつたと私は承知しているのですが、そうだとすると、先ほど更に追加借用の二割程度のものというのは、これは法律的にできなくなつて来る。その点はちやんとお見込みの上で、別途な計画で更に二割程度の補充貸与が行われるだろうというふうに見通しておられるのかどうか。
今年六月末までの予算において調達がなされたにしても、今後はそういうものを外に貸与することができない。皆んなMSA一本にまとめるのだという予算の審議の決定だつたと私は記憶しているのです。そこでそうなると、今おつしやつたような問題はMSAの問題になるか、さもなければ別途新しい単行法になるか、そういう問題になると思うのですが、そういう問題を的確にお考えになることなしに、ただ単にもう二割程度は借りるのだというようなふうに漠然とお考えの上に、この予算の計画がなされておるかどうか。
そうすると、今ちよつとお話が出た単行法その他でその処理をつけるというのでなしに、従来の慣行通りに一応貸与がなされて、MSAはそれと別途に又新たな問題として行うというふうに考えておいていいのですか。
その点は早い機会に明確に一つして頂きたいのです。何か単行法が出て、それで処理をつけられるのか。従来通りの方法で、調達が前年度予算だから、その後の実行としては、貸与の行為は年度を過ぎた場合でも、調達資材が前の年度のものであれば貸せられる、事実行為として貸せられるというような扱いになるのか。その辺は一つはつきりしたものを前提にして、この予算を組んで頂いて、この次に本審査をするときには、はつきりしたものに一つしておいて頂きたい。 それからこれまでにお聞きした警備隊或いは保安隊の武器貸与等々の問題から見れば、凡そ一年間にどのくらい出したかということがわかるので、そういうことで判断をしてMSAの武器援助というようなものが若し行われれば、ど