第一号、第二号を出したころは、半年に一ぺんずつ出すという計画でやっておられたのが、その後はおくれちゃって、一年に一回になり、そのおくれるのも、順次二、三カ月ずつずれてくる。ほかの各省の政府の白書を非常に精力的に出しているときに、外務省だけが、最も率先してむしろ出さなければならない外務省がこういうものをおくらし、しかも、一年に一ぺんおざなりなものを出して、まことに怠慢だと思うのだが、その点どうお考えですか。
第一号、第二号を出したころは、半年に一ぺんずつ出すという計画でやっておられたのが、その後はおくれちゃって、一年に一回になり、そのおくれるのも、順次二、三カ月ずつずれてくる。ほかの各省の政府の白書を非常に精力的に出しているときに、外務省だけが、最も率先してむしろ出さなければならない外務省がこういうものをおくらし、しかも、一年に一ぺんおざなりなものを出して、まことに怠慢だと思うのだが、その点どうお考えですか。
そうすると、今までのような、三十五年一年間のものは七月ごろにお出しになる、あとは半期ごとに出すという考え方ですか。
今の進行状態からいえば、三十五年のものは今年度七月ごろ出されるわけでしょう。そうすると、事実は三十六年の少なくとも五月、六月ごろまでの事実が考慮されることになりましょう。そうすると、それから以後のものは半年になるわけですね。半年のものになる。そうすると、あとも十二月にお出しになろうということは、半期分を出そうということになってしまう、事実。それで、それならば第一号、第二号をお出しになったときと同じように、当初の計画通りに、半期に一つずつお出しになるという予定なのかどうかということなんです。
実際は一年一冊だけれども、私さっき言ったように、第一号、第二号は、六カ月ずつに一冊出すことに実績もなっている。それから、第一号をお出しになったときに、前書きに、ちゃんと年二回出す予定だということをうたっておられる。
それは年度でお出しになるのですか。暦年ですか。
それが今まで年度がずれてきた。しかも、それが五月になり、六月になり、今度また七月、もう八月になってしまうというようなことにずれて、非常にルーズなやり方になっているのですよ。これはぜひ一つ改めて、もっときちんとしていただきたいということと、それから一年分になると非常に膨大なものになって、そのために重要なことをはしょったり何かしていく危険性があるので、むしろ、私の希望としては、半期くらいをまとめて、当初の計画通りに、半期くらいをまとめて、六カ月に出すというふうにしてお出し願った方がいいのではないかという感じがしますが、その点も一つよく考えていただきたい。
そうすると、今度のやつはいつ出る。
次の問題は、ドミニカの移民の問題ですが、ドミニカのネイバ地区の移民の諸君が、外務省なり外務省の出先機関が誇大な宣伝と、ほとんど欺瞞的ないろんな事実を報告みたようにやって、そうして移民を入れておいて、しかも、その移民が全く当初外務省が宣伝をされたようなところとは違った状況に置かれている。すでに四、五年たって、最近はほとんど餓死状態寸前に追い込まれている。従って、生活保障なり何なりを要求しているにかかわらず、これに何ら措置をしてくれないということで、いろいろ詳しい陳情が来ております。これに対しては、外務省の方でも、三回にわたってか、調査団をお出しになったようですが、これらの事情はどうなっておりますか。一応詳しく御説明願いたい。
三回くらい調査をされたようですが、そのおのおのの調査は、どういう結果、どういう報告になっているのですか。今のあなたのお話とはずいぶん違ったような報告がなされているように私は聞いているのですが……。
鶴我参事官のお話を聞く前に、三回か、そのおのおのの調査はどういう経緯だったか、こういう報告概要が出ておるのか、それをまずお聞きした上で鶴我参事官から……。
その点は、水の問題なのか、もっと本来的な問題であるのか。どうも報告その他から見て、いろいろ問題があるようですから、あとでもう少し問題にしたいと思います。その前に、鶴我参事官の調査報告をお聞きしたい。
ネイバ地区の視察報告書なるものを出してあると言っていますが、その報告書はすでに届いておりますか、どうですか。それから、その報告書では、今のネイバ地区の耕地の状況その他についてどういう報告をしておりますか。
外務省の飯島事務官の視察報告書、その他に、耕地の状況についてどういうふうに述べていますか。
今の御報告の最後のところで非常にはっきりしているように、問題は、最近に起こった水不足の問題ではなくて、耕地の状況自体に問題があるわけですね。これは局長もあなたも説明をされなかったが、今の報告書には明記してある。これは、おそらくこの間飯島事務官と一緒に行かれた上村延太郎氏の報告をもとにして作られた報告と思いますが、特に重要なのは、今あなたのおっしゃった耕地の状況の、前の中田技官その他海協連のだれかが行ったときの報告はずさんきわまるものであった。それに基づいて入植をさせておいて、そうして問題が起こって調べて見ると、今お話のように、飯島事務官自身が言っているように、耕地は礫質砂壌土または腐植を含む礫多き砂壌土であって、前者は農耕不適地であ
だからその点は、今局長も言明をされたように、政府の全く責任だと思いますので、その責任だけは十分にとって、あとの措置を講じていただきたいと、こう思います。 それから、もう一つお聞きしたいのですが、この移民の諸君に対して、外人部隊に募集をして、その訓練に出したという事実があるらしいのですが、それは、前後どういう経緯で、現在どうなっているのですか。その点について御報告を承りたい。
向こうからの通信によりますと、昭和三十四年四月二日、海協連の支部長が本部の伊藤総務部長を同伴して、外人部隊に応募をするための説得をした。しかもその場合には、大使は、新憲法に対する解釈の見解を引用しながら、大使もそれに同意であるというような形でこれを説得をして、無理やりに外人部隊として署名をさせて、そして教練その他をやらした、こういうふうに向こうからは報告をしておりますが、この点はどうなのですか。
どうも、海協連の支部長が向こうにいて、しかも、こちらから来た伊藤総務部長を同伴して行って、その話が出ているのに、それを説得しなかったということは考えられないのじゃないですか。説得したからこそそういう応募がなされ、さらには教練がなされたというふうにしか、移民の諸君のいろいろな生活状態その他からしては、それ以外には考えられないのじゃないか、こういうふうに思うのですが……。
それでは、その四月二日ネイバ地区に支部長が行ったこと、あるいはそのときに伊藤総務部長を同伴していたこと、その事実はどうなんですか。
そうすると、その諸君が行っていることが事実であって、しかもその後に、四月六日に、この通信によると、四月二日に来て、それから四月九日には署名が行なわれて、そうして四月十九日には初教練が行なわれた。それ以来いろいろな教練が行なわれたということが書いてある。そういうことの事実をたどっていけば、横田君がそれをやらなかったと言っても、どうもそれは言いのがれにすぎないというふうにしか考えられない。それからもっと奇怪なのは、大使が、そういう問題が出たときに、新憲法に対する解釈として、政党に加入するのは云々という一般論でそれを単に処理しているということが、私にはどうも解せないのだけれども、むしろそういう外人部隊なりあるいはそういう軍事的なものにそう
それはおかしいじゃないですか。今の参事官の話では、政治団体に入ることは自由だと言った。だから伊藤君は、いや、横田君は何とかということになるのだろうと思うが、今の局長は、いや、そうじゃないのだ、そういうことは困ると言ったというお答えで、全くお二人の話は食い違ってしまっている。