率直に申し上げまして、四十三年の引き締めのあとということで、それの引き締めの解除をいたしまして、むしろ昨年の年初には、まあ供給過剰で景気にかげりが来るんじゃないかという議論が出たぐらいであったんですが、それが反転しまして、春から急激な生産の上昇、それに伴って通貨の増発というものが目ざましい増加率で行なわれました。もちろん、対前年増加率といいますのは、その前の年の事情を調べてみないと何とも言えないんですけれども、引き締め後にあったその前の年に対する増加率でありますから、多少の割り引きはしてもいいと思いますが、それにしても相当高い通貨の増発率があったことは事実でございます。そういうことで、いわゆる二割をこえるような状況が出てくるようにな
