伏木港は小矢部川の河口港で、戰時中、維持浚渫は所期の通り實施することができなかつた關係で、現在約一百萬立方メートルの土砂が堆積しており、このまま放置できないのでありまして、來年度以降においては、過般行われた日本海河口港埋没防止對策専門委員會の決定の線を強力に推進する必要があり、目下これが事業化について、關係方面と接衡中であります。從來維持浚渫は港灣の經營管理に當つている關係地方公共團體において負擔するのが建前となつていますが、伏木港のごとき多額の維持浚渫費を要する所では、從來も國庫補助をなしており、その増額も目下考究中であります。
