いいときは政府は自分がやったことにするし、悪くなると国民に責任を転嫁するというのが池田内閣のやり方であります。大体高度成長政策、それから所得倍増論というのは現実的に失敗をいたしまして、このごろやや池田さんも良心的になられたと思いますけれども、昨年の五月以来ずっとわれわれは、今日本の経済のあり方は楽観を許さない、国際収支の赤字が出ると同時に、今の景気のあり方は非常に無理があるというようなことを絶えず警告しておりました。私ども大蔵委員会でも、実は二、三質問をしたことがありますが、政府は何を言っても楽観論で、そういう空気をずっと助成してきたわけであります。ところが国際収支の赤字、それから設備投資の倍増によりまして、ますますそういう赤字が赤
