御承知のように、最近の国民食料の需給の動向を見ておりますと、だんだん変化がありまして、酪農産品、くだもの、野菜等にその需要は逐年増加いたしております。かたがた、国民の体位向上といったような意味においても、われわれは酪農の事業はさらに一段と努力をしていかなければならぬ、このように考えておる次第でございます。
御承知のように、最近の国民食料の需給の動向を見ておりますと、だんだん変化がありまして、酪農産品、くだもの、野菜等にその需要は逐年増加いたしております。かたがた、国民の体位向上といったような意味においても、われわれは酪農の事業はさらに一段と努力をしていかなければならぬ、このように考えておる次第でございます。
自給体制をできるだけ整備いたして需給に見合うようにやっていかなければならない、こう思っております。
御承知のように、最近、その伸び率が二、三%程度に低下いたしてまいりまして、それらの要因といたしまして考えられますことは、零細農家が酪農から脱落をいたしてまいっておることもありますし、一方において、御承知のように、肉の価格が暴騰をいたしましたに伴って、肉牛、特に若年齢の牛をそのほうに回すというような傾向も出てまいり、それらの要因がいろいろ重なりまして、同時にまた、飼料の問題等もありまして、生産率が低下をいたしてまいっておるものではないか、このように考えておるわけでございます。
生産者の話を聞いてみますというと、やはり生産に要するいろいろな要素、すなわちコストが高くなってきている。それにつれて、乳価、乳製品の関係がそれほど上がっておらない。要するに、収益性の問題も一つの大きな原因である、こういうことはいなむことができないのではないかと思っております。
生産費を償わないような仕事では、翌日への生産意欲はなくなるはずでありますから、これを償ってなおかつ拡大生産に向かい得るためには、おっしゃるように、企業としての利潤の分が見込まれなければ拡大生産はできないと思いますが、そういう意味で、ただいまの保証価格については、御存じのように、かなりそういう点をおもんぱかって取り扱っておると私どもは考えております。
私は、畜産局の近代化の計画につきまして、実は内部でいろいろ議論し合ったわけでありますが、この目標どおりに年次を追うて到達いたしますにはなかなか困難が伴うということを私どもは決して否定するものではありません。しかし、この目標にぜひ到達をいたしたい、こういうことで、いまお話し申し上げました草地改良その他のことに全力をあげようということでありますが、率直に申し上げまして、年次計画でこのようにやってまいるというその計画目標に到達するためには非常な困難を伴うことを覚悟しなければなりませんが、私どもといたしましては、来年の予算編成もありますし、ひとつさらにこの点については検討をいたしまして、最終目標に到達のできるための年次的計画を資金的にも急い
少しざっくばらんに申し上げ過ぎるかもしれませんが、私、就任いたしまして、いろいろ各局の計画等につき一応の検討をいたしましたときに、最終目標の年のこの計画に、はたしていまのテンポで追いつき得るだろうかということを畜産局の者にも尋ねた次第でございますが、そう自信がだれもあるわけではありませんけれども、とにかく私どもはこの目標に向かって全力をあげなくちゃならない。政府もしばしば申しておりますように、選択的拡大と言っておる一つの重要な部分でありますから、そのことにつきましては畜産局もたいへん心配をいたし、努力をしようといたしておるわけでありますから、及ばないところはわれわれの力の足りないところでありましょうけれども、畜産局をあげてこの計画達
市乳の価格は、御存じのように、ああいう関係で自由にきめられることになっておりますが、それとても、やっぱり生産の原価のことになりますと、私どもの郷里に半分以上牛乳の生産者がおりますけれども、なかなか自分のところの生産コストというものを明確に計算して出せるようなぐあいに近代化しておらないのが一般に多いわけでございます。そういうところで生産をあげてまいるためにどのようにしたらいいかということは、十分、考え、研究しなければならない問題でありますが、やはり乳製品の輸入をできるだけ押えてまいるためには、どうしても国内産の増産をはかっていくということがまず第一に何よりも大事ではないか。そのような角度で、ひとつ生産を増強して、できるだけ輸入を押えて
○国務大臣(倉石忠雄君)あなたのお話と私の申していることは全く同じことだと思います。頭のほうから説明するか、しりのほうから説明するかの違いだけじゃないかと思うのでありますが、生産費が償うようにはできるだけしなければならぬ。そこで、生産をあげることに政府としても行政の面においてできるだけのことをいたして、そして輸入を防遏する結果になるように努力をしなければならない、こう言っているわけでありますが、同じことだと思います。
第一には、生産をあげるようにしなくちゃならぬ。生産が増強されることが第一でありますが、それには、やはり生産意欲を持っていただくように、経済的にも諸般の事情がありましょうが、そういうことについて行政面ではできるだけ政府は努力をいたさなければなりません。それからまた、事業団は、御承知のように、制限もなく買い入れるわけではありませんで、必要に応じて補完的に入れよう、こういう立場でありますから、やはり何よりも生産者が拡大再生産に向かい得るような基盤をつくってやるということがたいへん必要なことではないか。そういうことで、あらゆる角度から生乳の生産にさらに力を入れていかなければならない、こう考えておるわけでございます。
その点は、私ども内部でいろいろ相談をいたしておりますので、畜産局長が申し上げましたのが私どもの方針でございます。
どうしてもやっぱり生産に引き合わないようなことをしておったんでは生産が拡大されることはないのでありますが、生産費が補償されるようにひとつ伸ばしていくと、こういう趣旨でございますから、局長の申し上げたとおりでございます。
私が先ほど申し上げましたのは、拡大再生産が行なわれるためには、その翌日への生産意欲を持ってもらうような、生産費を償うようにめんどうを見てあげなければだめだろうと、こういう考え方で申しておるわけでございますから、さっきとちっとも違っていないわけでございます。
よくわかりました。私どもの考えておる概念から申しますというと、生産者が、生産をして、そして食べて、着て、生活をして、そしてさらに生産を繰り返していくわけでありますが、いわゆる生産費というものの要素の中には、いま聞いてみますと、いろいろきびしい要素があるようでありまして、私どもは、そういう要素の中に、翌日への拡大再生産をやり、生活を維持していくだけのものがいろいろな要素で含まれておる、こう解釈しておるわけであります。したがって、特別に計算をしてまいる中に利潤という形で特に取り出してはいないようでありますけれども、生産費の要素を積み上げていく間に、当然そういう考え方、つまり翌日の再生産への意欲を持ってもらえるに足りるような十分な要素が含
そのとおりでございます。
いまのお話を聞いておりますと、逐一農林大臣に御相談になっておるようでありますが、ただいまのようなことについては、十分検討さしていただきたいと思います。
酪農政策の一環として講ぜられております不足払いの制度は、本来乳製品の輸入差益に大きく依存するということを初めから期待いたしておるものではございませんが、ことばをかえて申しますならば、不足払い制度の財源としては輸入差益はいままでの使い方は補完的にこれを用いる、こういうたてまえにはなっておるわけであります。
現実の需給関係が、先ほど来ここでお話のありましたように、かなり輸入差益が出てまいったわけであります。したがって、これをどのように使用するかということでありますが、ただいま申し上げましたように、現行法では不足払いにのみ充当するということになっておるわけでありますが、輸入差益が非常に大きくなってまいりましたので、これを生産のために活用すべきではないかという考え方をもって今回の御審議を願っております法律改正をお願いしたわけであります。たてまえは、先ほど来私が申し上げましたのが本製度のたてまえでございます。
たてまえは先ほど来申し上げているとおりでありますけれども、こういう現在のような需給関係に立ちまして、差益が非常に累積してまいった。そこで、こういうものはやはり生産増大のために活用すべきではないか、こういう考え方を持つに至った経路はいま申し上げましたとおりでありますが、やはりたてまえは一般会計にまつべきものである、こういうたてまえは少しもくずしておらないわけであります。
矢山さん御存じのように、輸入差益を初め予想いたしました当時の状況から申せば、今日のように多額の差益が出るということは大体予想しておらなかったようであります。ところが、今日の需給関係で差益が非常に多く出てきた。そこで、これをどのようにするかということで、この差益はやはり助成勘定に入れて助成をしたほうがいいのではないかということで、生産者もそういうことについては非常は喜んでおりますので、こういう方向にやりたいということでありますが、たてまえは、先ほど来申し上げておりますように、一般会計で出すべきものである、こういうたてまえはちっとも変わっていないわけであります。