しばしば私が別の席で申し上げておりますように、どの政府が経済政策をうまくおやりになって、それが成功しても、やはり厚生白書で申しておりますように、現在の日本の人口構造というものは、昭和十九年ないし二十一年ごろの妊娠率、それに伴う人口増加で、昭和四十年ごろにはいわゆる労働力人口、生産年令人口というものがピークに達する、こういわれておる通りでありまして、ただいまその過程にあるのでありますから、もちろん雇用、失業の問題は、お説のようにわれわれも深く戒心をして努力しなければならぬことは当然でございまして、頭の痛い問題であることは間違いありません。ただそこで今のお話でございますが、御承知のようにいわゆる経済調整過程において出てきました失職者とい
