私は、石炭技術研究所所長の八谷でございます。 この委員会におきまして所見を申し述べる機会を与えられましたことを、たいへんに光栄に存じております。 まず、技研が創立以来努力してまいりました研究開発の概要を申し上げまして、炭鉱技術の将来について、そのあとで所見を申し上げたいと存じます。 第一に、技研の概要でございますが、昭和三十五年に大手炭鉱会社の賛同を得まして、財団法人として設立、本年でちょうど十四年目になります。 設立の目的は、石炭業界の総力を結集して、新技術の開発普及につとめ、生産性の向上による原価の低減と石炭需要の維持、拡大をはかることにあります。また、近年著しく問題化してまいりました坑内水や洗炭廃水の清澄化の技
