どうも大臣はほんとうに数字的な根拠からものを見ていらっしゃらない。今回二百二十五億という大きな増額になっておるから、この予算で安心して少しも御研究なさっておらぬじゃないですか。これは、三十年八月にあなた方の出した建設白書によりますると、一万六千円以下のものは三〇%ですよ。それから一万六千円から二万五千円までが三〇%、二万五千円から三万二千円までのものが一〇%、それから四万円以上が一〇%で、いわゆる月収二万五千円までの住宅困窮者というものは六〇%あるのです。そして三万二千円までのものを含めると七〇%です。そうしてみますると、大体今までこの家賃の支出というものは所得の一割だと、これが普通だった。こういう点を考えてみますると、大体高額所得
