いずれにいたしましても、海運会社に対しまする造船業者からの売掛金というものは、こういう一千億をこすような実に膨大な金額になっておるのであります。このことはもちろん造船業者といえども自己資金があり余ってやっておるのではないのであって、従来からの商習慣もあるし、さらにまたこの海運界が今日思い切った助成措置をしなければならないという状態でありますために、造船業者の方も今日までともに生きる意味においてできるだけの努力を払ってきたというのが、実情であるのであります。ところが、海運業が今度集約化されるわけでありまして、まして市中銀行にいたしましても、この十七次以前のものが、開銀に見習うて、あるいは二分の一程度の利息のたな上げなどもやられる状態で
