この際、分科担当委員の異動について御報告いたします。 ただいま羽生三七君が委員を辞任され、その補欠として、竹田四郎君が選任されました。 —————————————
この際、分科担当委員の異動について御報告いたします。 ただいま羽生三七君が委員を辞任され、その補欠として、竹田四郎君が選任されました。 —————————————
以上をもちまして経済企画庁所管に関する質疑は終了いたしました。 次回の分科会は、二十四日午前十時二十分に開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後四時三十三分散会 —————・—————
私は、自由民主党を代表して、外交、教育、物価、恩給等について関係大臣にお尋ねいたしたいと思います。 まず第一に、外交の問題でございますが、世界の情勢は対立と抗争から対話と交渉の時代に入り、緊張緩和が進められることを私はたいへんよい傾向だと思っておるのでございます。相互の誤解と不信を解くことが大切であり、この緊張緩和のムードをさらに定着させて、人類の福祉と世界平和に貢献することが外交の基本使命であろうと思うのでございます。 緊張緩和の方向として、西のほうには、あのベルリンの壁が突き破られて、ベルリンの自由往来が認められるようになり、東においては、沖繩返還、ベトナムからの米軍の大量撤退——最近は戦争の激化もございますけれども、傾
今後日本の外交を進める上に、私は、日米協力というものが日本の外交の根本姿勢でなければならぬと思っております。それは、私は軍縮論者でございますけれども、現実にはやっぱり、米軍の力は戦争を誘発する面もありますけれども、戦争抑止力という点についてはわれわれは見のがすことができないと思うんで、日本の経済力とアメリカの戦争抑止力としての軍事力というものがお互いに協力し合ったならば、極東の安全と平和と世界の平和に貢献できると思うんですが、私は、日本外交の基本をどこに置くかという点について外務大臣の御所見を伺いたいと思います。
外務大臣の、日本の繁栄をはかるためには世界が平和で繁栄することが前提だという御意見、私も全く同感なのでありまして、多極化された外交の中でも、私はやっぱり日米関係というものを大切にすることが根本じゃないかと、こういうふうに思っておるのでございますが、最近、どうも日米関係にすき間風が入ったと私は思うんです。それは、繊維をはじめ、貿易の問題あるいはニクソン訪中の問題等で若干ひびが入ったように思う。私は、これはすみやかに回復して、相互の信頼を取り戻して、日米協力ということが外交の基本姿勢でなきゃならぬと思っているんですが、この前サンクレメンテで総理とニクソン——外務大臣もおいでになったのですが、大臣は、あのときはニクソン訪中ということに意義
わが国をめぐる問題で、日中問題にしても最大の課題はやっぱり台湾問題だと思うのです。しかし、台湾問題一つとっても、日本だけでどうこうしても、これは始まらぬと思うのです。やっぱり、現に軍隊を派遣しておるところのアメリカがどういう意向かということですね。それから韓国でも同じだと思うのですが、いま南北朝鮮の緊張緩和がいわれておるけれども、ある面で緊張が激化しておるともいわれておる。しかし、これに対してアメリカはどうするのだと……。ニクソンドクトリンの当然の帰結として双方とも撤兵するということは、私はこれはいずれ解決されるべき課題だと思うのです。そうなった場合、日本は台湾及び韓国に対してどういう政策をとるのか、これが私は当面の急務だと思うので
次に、対ソ交渉の問題ですが、先般グロムイコ外相が数年ぶりに外相定期会談で訪日されて、北方領土の問題を含めて平和条約について締結する意思のあることを、ほのめかされたということは、私はたいへんすばらしいことだと思うのであります。本年中にこれに着手するということが合意されたようでありますが、なるべくすみやかにこの日ソ平和条約を締結し、相互に不可侵条約を結んで関係改善をしていただきたいし、シベリヤ開発その他幾多の懸案もありますから、これもあわせて解決するように御努力いただきたいのですけれども、私は、ただ一つ、いわゆるソ連のアジア集団安全保障というようなものに対して中国から中国包囲政策だととられるようなことは日本政府はしちゃいかぬと思うし、一
日中国交回復の問題ですが、先般ニクソンが訪中しましたが、私は、日中間については、アメリカよりも日本のほうが進んでおると実は思っておるんです。それば、貿易の面においても、人事交流の面においても、アメリカよりははるかに進んでおる。ただ、遺憾ながら、政府間の接触が全然ないということ、これは私は政府もお考えいただきたいと思うんですが、自由民主党をはじめ、民社党、社会党、公明党全部が訪中されて、中国側の事情は全部明らかにされておるわけですから、中国の主張は明らかだ。しかし、私は、日本には日本の立場があると思うんで、こういう意味で、向こうの立場をよく理解されて、政府間接触をしていただきたい。特に問題の点は、いま日本も北京に覚書貿易事務所というも
私は、外務大臣みずから中国へ乗り込んで、まず対話を始めることからやっていただきたいと思う。 その次に、本年度予算は不況対策として社会資本の充実と社会福祉を優先的にお考えになっておる。これは私はたいへんけっこうだと思うのですけれども、いま一番国民が困っているのは、道路と住宅、こういう社会資本が立ちおくれていることはよくわかるのですけれども、景気浮揚策として国内需要を喚起するとおっしゃるけれども、私はこれにも限度があると思うのです。そういう意味で、せっかくドルがたくさんだまって、実は非常にいやなことですけれども、円の再切り上げが言われておるような状況下においては、一番いい方向は、私は、もっと外国に対して経済援助、技術援助、さらに食糧
量の点はともかくとしても、私は質の改善はしていただきたいと思うのです。やっぱり相手国が繁栄しなかったら日本の繁栄はないわけですから、相手国の喜ぶような方向でやっていただきたい。 それから、私は中国の対外政策を見ておりまして非常に感心しましたのは、あの貧乏な国で、まことに衣食住とも日本に比べればはるかに劣っている国が、対外援助でタンザン鉄道に、昨年でしたか、四億ドル、二万人の技術者を派遣してやったこと、あるいはマレーシアがゴムの過剰生産で悩んでいるときに、四万トンの大量買い付けをやったというようなことは、日本政府も私は学ぶべきだと思うんです。もっと、相手国のしあわせのためにやることが日本の繁栄につながるということを、私は、大蔵大臣
教育援助の問題ですが、国際交流基金が、本年度五十億認められたことはたいへんけっこうでございますけれども、これは福田外務大臣の御意見は一千億と私は伺っておったので、すみやかに一千億にしてほしいと思うのです。ただ、ことしは少ないせいか、私は一番大事なのは、海外協力の面で人的交流だと思うのです、相互の理解と信頼を高めることが大事だと思うのて、これを今回は除外されたというふうに聞いておりますが、すみやかに、こういうものも含めた総合的な教育援助に踏み切っていただきたいと思うし、特に私は、先行投資の面で非常によろしいので、いま国内では全学連がエネルギーが余っておるのですから、私は大学生も四年間のうち一年ぐらい、教官と一緒に行って向こうでいろいろ
山中長官、けっこうです。 先ほどの教育援助についてのお考えを外務、大蔵、それから大蔵には恩給についてのお考えをあわせて御答弁いただきたい。
文部大臣、ちょっと。
ひとつ文部大臣にお願いですけれども、私は、いまの大学の教育が必ずしもいいと思っていない。むしろ外国で一年ぐらい、教官が一緒になってみっちりやったほうがよほどいいと思うから、こういうものもひとつ単位に入れてほしいということを、検討してみていただきたい。 それから大蔵大臣にお願いですが、いまの給与体系が、終戦後乱れたのです。昔は本俸中心だった。いまは職務給がたくさん出てきちゃったから、なるほど職務給をはずしたらかわいそうですよ。ですから、現職は職務給を含めた給与体系になっている、退職者は、かつては本俸中心だった、その給与体系の差があるということを御認識いただいて、もっと、退職公務員にみじめな思いをさせないように、私はいまの現役の諸君
教育の問題についてお尋ねしますが、戦後、六・三制によりましてすばらしく教育は普及したと思います。ただ問題は中身の問題だと思うんですが、私はこのごろ、科学技術と機械文明、それから物質文明の中に、人間が埋没されておる、人間性が疎外され喪失されておると思うのですが、一番大事なことは、これは私は人間性を回復することだと思うんです。これが教育の根本だと思うんです。 あの鬼畜のような連合赤軍の中にも、頼良ちゃん、生後三カ月の頼良ちゃんを救った人間性は残っておる。あの殺人鬼と言われた小原でさえ、吉展ちゃんを殺した小原が昨年の暮れに死刑執行されたけれども、私はあの歌を見て感心した。それは「ひれ伏して詫びたき思ひ噴き出づる泉の如く身に溢れつつ」と
先般、OECDの教育調査団が日本に来まして、日本の教育を評価するのに、日本の教育は選抜に重点が置かれて、能力を身につけるという教育がおろそかにされておる。これには私は同感なんでね。いま一つは、価値観を身につける教育とイデオロギー闘争が混同されておる。第三に、文部省と大学、文部省と教員団体の間にコミュニケーションが不足して、相互不信の念がある。こういう三点が指摘されたように思うのですが、私はそのうちで、入学選抜については根本的に考えるべきである。もう多年の懸案です。終戦直後は御承知のとおり進学適正検査、その後は能検テスト、いずれも失敗した。しかし私は、世界中でこういう類例のないばかげた入学試験制度をやっているのは日本だけなんです。そう
どうも私は、日本の教育で終戦後、OECDの教育調査団の御指摘のように、価値観を身につける教育とイデオロギー闘争が混同されておる、こういう御指摘も私もごもっともと思うので、私は、イデオロギーをこえて人間としての教育をしてほしいと思うのです。そのためには、憲法でも権利と義務、自由と責任、こういうことも考え、基本的人権は乱用してはならぬので、公共の福祉のために利用する責任があるということは憲法で明記されているのですから、少なくともこのくらいのことは文部大臣も教えていただきたいと思うし、また、私は最近の民主主義の危機を思いまして、祖先を忘れさせ、子孫を失い、同時代の人からも分離しておる、これはいかぬと思うので、われわれが今日あるのは、やっぱ
中教審から教育改革の答申が出ておりますけれども、私は教育改革の根本は教員だと思う。終戦後、私は日本の教員養成は甘かったと思う。というのは、単位さえとればだれでも先生になれるという、こういう行き方が、反省すべきじゃなかろうか。明治の教育改革の根本は、大臣御承知のとおり、森有礼の師範教育制度の確立だったと思うんです。確かに師範教育についてはいろいろ弊害もあったと思うんですけれども、私は、大臣はその意味ではその師範教育のいい点、悪い点、十分体験されたと思うんです。 私はいまの教員養成制度を見まして疑問を持っているのは、一番大事なのは教育実習だと思うんです。これは病院のお医者さんと同じで、お医者さんが臨床を重んじると同じように、教育実習
私は、いまの教員養成で欠けている点があると思う。それは、やっぱり教育というものは教師の人格だと思うんです。その人の感化力だと思うんです。ですから教師は、まず人間形成という点について真剣に取り組まなきゃならぬと思うんですが、どうもいまの教員養成制度を見ると、一般大学と何ら変わりがないので、ただ教育学、教育方法論とか、若干の教育技術的なものを教えているだけだ。私はもっと根本的な人間性をつちかわなきゃならぬ。その意味では、たとえば文学とか歴史とか、あるいは哲学とか宗教というようなものは、必ず必修するというようなことが最もいいと思う。さらに、いま一番教育界で心配されているのは、エゴイズム、自己中心の考えですから、やっぱり全寮制とかあるいは合
私は全寮制については賛成なんでして、たとえば高専の全寮制あるいは商船大学その他、私学でも全寮制の教育が成功しているわけです。つまり、生活を通じて教育するということなんです。これはひとつ御検討いただきたいし、欧米諸国の学生紛争のあとを見ても、オックスフォード、ケンブリッジのカレッジシステムは、いまやドイツにもアメリカにも波及しているわけですから、私は人間的接触という点において大臣にさらに御検討をいただきたいと思います。 それから、私はいまの教員養成制度が悪いと言っているわけじゃないんで、弊害が、一部足らぬ点があるからこれを改善したいと思うんですけれども、一ぺんには改善できないんですよ、限度があるから。だから文部省は、模範的なものを