一つは、教科書の冊数というものはきまっているのでございます。生徒数も一定しておりまして、生徒数がふえるときはけっこうでございますけれども、最近のように、小学校は、どんどん減って参りまして、減っている、すなわちマーケットが一定し、あるいは漸減していくというような傾向の中で、他面教科書会社のほうは、だんだんふえていく、こういう状況でございまして、現在小中高を加えますと八十六社、小中の義務教育だけで四十六社ほどございますが、教科書会社が多過ぎて、マーケットが狭い。勢い競争が激甚になってくるということで、その競争が激甚になった結果、こういうような不祥事件が現われたのではなかろうか。それから採択のやり方にも、多少問題があるのではないかとも思っ
