これは実態にもよると思うのでございます。ただ、最初にお述べになったように、公教育は学校でやるということが、確かに私どもも原則だと思いますが、今日西ドイツあたりでも一週間に一日は学校に通わして、パート・タイムの義務制をしいておるわけです。イギリスでも同様に一週間に一日雇用主に俸給を払わせて進学させておる。今世界の国々を見ますと、十五歳から十八歳までの者に何らかの教育を施すということが最も急務のように思われるのでございます。わが国の場合、全日制に通っている者は中学校卒業生の半分なんです。残りの半分はわずかに一〇%が定時制、通信教育なんです。この層をふやしていくことが、民族の発展の根源にもなるし、本人の幸福のためにもなるのではなかろうか、
