お説のように、井上教授が十一月の一日に講演を行なったことは事実でございます。この講演の要領につきましても報告がきてりおります。そこで市町村の教育委員会が十一月七日に、市町村教育委員会連絡協議会の一日研修会で、この問題が取り上げられたことも事実でございますけれども、そのために井上教授の教えを受けた教育学部の学生を教員に採用しない、こういうような決議はしていないようでございます。ただそのときに今お話のように、井上教授の発言は終始日教組の顧問講師として学問的な研究というよりは政治的な傾向が強かったということは言われたようでございます。 それからこれに対して県の教育委員会がとった態度といたしましては、一応その当時の事情を調べたというだけ
