家族が金を返したのですね。
家族が金を返したのですね。
本人はまだ逃亡中ですね。
弁償は行わなかつたのですか。
これは何ですか、懲役の確定したあとですか、審理中ですか。
私訴ですか。そういうことでこれは執行猶予になつたのではないのですか。結局これは実刑を課せられたのですか。
どこでですか、検察庁ですか。
起訴されていないのですか。
回収状況は。
カニエ委員この程度でいいですか。
政府のほうで、これは現在の状況をお調べになつて、次の委員会までに御報告願います。
これは私むしろこういうふうに考えるのですがね。和解をやることによつて、相手かたは刑事裁判が大体において有利になるのですね。そういうことだから、結局加害者に利用されたのだというふうに私は考えるのです。そういうことを漫然とやられては非常に困るのですね。
そこを一つはつきりして下さい。さつきあなたは私訴と言われたのですね。刑事裁判に附帯してやるのが私訴なんて……。
それは刑事裁判の確定前でしよう。確定後ですか。
いや、この事件は確定前だろうと思う。だから結局加害者に利用されておるのだ。和解ができたということによつて、或いは執行猶予になるかも知れない。だから政府がまんまと欺されているのですよ。
和解をするということは、大体和解の期日に支払を受けるという目安がつかなければ和解してはいけないわけですね。払うという意思があり、払う能力があり、又債権者の側から言えば取れるのだという目安がつかなければ、和解したつて仕方がないのですから、あなたの言われる五十万円という支払ができないということは、大体想念像はついたのだと、だけれども小口にやつては長くなるから三カ年にしたのだと、こういう御説明なんですね。ですから債務者の側から言うと、この和解ができたことによつて裁判は非常に有利になりますよ。有利になるから、結局政府は加害者に欺されたのだと、そうして和解を作つたのだと私は考える。それらの点についてよくお調べになつて次回に御答弁願います。
一遍告発してそのまま放つて置けば、下積みになつてだめになる。絶えずあなたのほうから督促を検察庁と御連絡をとられないと、毎日山のように事件があるのだから、そのことをカニエ委員は言われたのだと思いますから……。
ちよつと今の千田委員の質問に対して会計検査院の御意見を一つ聞きたいと思います。
これは何ですね、会計検査院のほうでは非常に綱紀の弛緩ということを考えられるのじやないかと思いますが、長い間に亘つて発見できなかつたということは、監督不行届の点が多いのじやないか、そういう点についての御意見はどうですか。
千田委員に申上げますが、大変大事な御質問だと思うのですが、これは根本的な問題であるので、人事院総裁と関係の閣僚においでを願つて、御質問なさるほうがいいのじやないかと思いますが、如何ですか、そういたしますか……。それではこの問題に対しては次の機会に人事院の総裁並びに関係閣僚の出席を求めて、改めて御質問をお願いいたします。
三百七十三に対して若し御質問がありましたら……。 この部屋を一時から電力委員会で使うので、十二時半までに空けてくれということでありますが、あと十五分間くらいに御質問がありましたら……。