井上先生御指摘のとおりでありまして、学問というもの、科学というものは、信念を持つというか、自分が確信を持つ限りは、千万人といえどもわれ行かんというような気持ちで いくのがあたりまえだと思います。しかし、井上先生おっしゃったように、俗事と申しましょうか、俗事もやはり相当この世の中には考えていかなければいかぬのじゃないかと思いまして、俗事の部類の一つに、これは私も具体的な名前は知りませんけれども、ある審査委員がいろいろ暴力というか圧迫を受けたということも、そういう過程もいつか聞いておりまして、そういうことがあっては自由なる心証でいろいろ討議することもできない。したがって、Aが言いました、Bが言いました、切磋琢磨もけっこうでありますが
