もちろん法的の問題もあるでしょう。しかし最高裁が大阪国際空港に関する公害について、いわば被害者の側から見て適切だと思われるような判決を出した。これに対して国が上告をする、何事であろうかという強い怒りが燃え上がってきておることはこれは言うまでもないことだと思います。 そこで大阪高裁の判決は、なぜ九時以降の航空便の差しとめを命じたのか、実態の問題に入るわけでございますが、これは言うまでもなく大阪空港に発着する航空機の騒音、排気ガスが、直下の激甚地区は言うまでもなく広範な周辺住民に耐えがたい苦痛を及ぼしているというきわめて深刻な実態の事実認定に基づいて出されておることは御承知のとおりです。九時以降の時間帯はもちろんのこと、およそこのよ
