これは青色申告制度の根本につながる問題でございまして、非常に大きな問題でございますので、私の気持を率直に申し上げたいと存じます。所得税法、法人税法ができまして、申告納税制度を採用したわけでございます。その趣旨は、納税者どいうのはお上から賦課せられて納めろというのじゃなくて、いわば自己賦課で、自分でもって誠実に所得を計算して申告するのが建前だということでできたわけでございます。理想としては非常に私はいい制度だと思っております。そこで、しかし幾ら誠実な申告をするといっても、もとはやっぱり帳簿でございますから、帳簿を正しくつけて、そうしてそれにのっとって税法により正しい申告をしてもらうということを考えた。それには、帳簿の記帳を奨励するとい
