昭和三十四年当時のこと、私実はよく存じませんのですが、その当時の記録等をたどりまして、御説明申し上げます。 三十四年の三月三十日に新聞協会に加盟しております日刊新聞紙を発行しておる新聞社の大多数が、一斉に社告でもって値上げを公告いたしました。大体セット紙について、当時一カ月三百三十円のものを三百九十円に引き上げるという社告をいたしたわけでございます。これに対しまして、公正取引委員会といたしまして、四月になりまして一斉に審査いたしたわけでございますが、審査いたしました結果、共同謀議の事実はどうも認められるようであるけれども、結局その申し合わせには拘束性はないということで、確かな証拠がないというようなことで不問に付したように私は承知
