これはたいへんむずかしい問題でございます。公正取引委員会といたしましては、現在の合併に対する態度といたしましては、独占禁止法十五条あるのみでございます。あくまでもそれが基準になるわけでございまして、先ほどお話のございました、合併による国民経済それから地域経済への影響、それから労働問題に対する影響など、いろいろ総合的に考えたらどうかというお話でございますが、これは私どものほうの独占禁止法の立場からいたしますと、らち外になる場合が多いわけでございます。その点は御了承いただきたいと思います。あくまでもその合併が独占になるかどうか、独占になるおそれがあるかどうか、こういうことでございます。お話のように、だんだん合併が進んでまいりますと寡占体
