今期國会に提出いたしました昭和二十三年度一般会計及び各特別会計の暫定予算につきまして御説明申し上げます。 昭和二十三年度の年間を通ずる予算の編成にあたりましては、嚴に收支の均衡を保持するはもちろん、企業会計にあつては独立採算制を確保し、いやしくも財政の面からするインフレーシヨン高進の原因を拂拭し、進んでわが國民経済の再建を推進し、國際信用回復のための素地を培う建前をもつて、目下鋭意その策定を進めておる次第でありまするが、なお現下の事態に対処すべき諸般の対策、特に予算編成の基礎となるべき物價等の問題につき、いまだ成案を得る段階に達しておらないのであります。從つて、この際これらの問題を織こみ、年度全般にわたる予算の編成を了するには、
