従つて、事は重大である。これほど重大な問題を取扱う場合に、この議場の光景は何事であるか、諸君は講和問題を何と考えておるか、民自党の諸君にお尋ねしたい。 ただいま星島君は、講和問題に関して、これを党利党略に用いてはならぬという言葉がございまして、これは当然であります。私は、そういう言葉をみだりに使いたくありませんけれども、由来きわめて————な民主自由党の諸君が、というよりは吉田総理が、もし国会を尊重して、国会において、反対党の意見に対して……。 〔発言する者多く、議場騒然〕
従つて、事は重大である。これほど重大な問題を取扱う場合に、この議場の光景は何事であるか、諸君は講和問題を何と考えておるか、民自党の諸君にお尋ねしたい。 ただいま星島君は、講和問題に関して、これを党利党略に用いてはならぬという言葉がございまして、これは当然であります。私は、そういう言葉をみだりに使いたくありませんけれども、由来きわめて————な民主自由党の諸君が、というよりは吉田総理が、もし国会を尊重して、国会において、反対党の意見に対して……。 〔発言する者多く、議場騒然〕
これを忠実に聞く態度があるならば、かようなことはなかつたであろう。 私は、第一問題になります点は、講和に関して……。 〔「懲罰々々」と呼び、その他発言する者、離席する者多く、議場騒然〕
私は、先般の質疑において、たとえば共産党が、先般のコミンフオルムの問題を中心として、新たにその性格を暴露した。従つて、これはいわゆる向ソ一辺倒ではないか。すなわち、ソ連依存の態度を明確にしたのではないか。これに対して、講和問題を中心とするがゆえに、この問題は軽々しく論ずるわけに行かぬ。そこで、これに対する政府の態度はどうであるかということを質問するとともに、同時にまた、一方においては米英依存主義、他方においては向ソ一辺倒の傾向が強い。これに対し、はなはだしく——を呈する傾向がある。(発言する者多く、議場騒然)それでは日本の前途に対して非常に重大な影響を及ぼす。その点に対して、われわれはソ連依存主義でもないし、また米英依存主義でもない
ある一国に依存するという態度ではないのであります。従つて、この問題について首相の明快なる答弁を求める。これは、私は野党として、責任のある総理大臣から、かかる問題について、きわめて明快なる答弁をさるべきよい機会を與えたのである。それにもかかわらず、これには答えようとしない。すなわち、野党の質問に対して、これをまじめに聞こうとせず、またこれに対して、まじめな答弁をしなかつた。かようなことをあえてしておいて、いまさら星島二郎君を立てて、やおちよう演説によつて、これを何とかしようというのは、(拍手)まさに党利党略と言うほかはないのである。(発言する者多く、議場騒然)私どもは、かような態度こそ実は民主的な態度とは言えないと思う。また、真に国会
私は、今日講和問題がようやく全国民のきわめて重大なる関心事となつたことを注意しなければならぬ。かつて青白きインテリと言われた学者層が、東條暴政に対して抗議することができなかつた。ところが、今や日本の学者層は、この問題を取上げて、敢然として立ち上つておる。すなわち、諸君がいかに目をおおい、耳をおおわんとしても、全国の最も良心的な学者は、みな日本の前途を憂えて、全面講和でなければならないということを主張しておることは、皆さんの御承知の通りであります。かような問題こそ、学界、言論界あるいは国会等を通じて十分に論議すべきである。しかるに、これに対しまして、とかくこういう——を演ずるというようなことは、実に言語道断といわなければならない。
講和問題は、日本民族の運命に関する重大問題であります。従つて、これを論ずるこの国会が……。 〔離席する者多く、議場騒然〕
何のために日本憲法は戰争を放棄したのであるか。これは八千万の……、(議場騒然、聽取不能)において、世界に向つて平和主義を宣言したのである。私どもは、この平和のために再び戰争をやつてはならない、再び戰争をやつてはならないという大きな理想のもとに憲法を制定したはずである。従つて、風向き次第で、この理想を割引きしたり放棄したりすべき筋合いのものではない。私どもといえども、講和の一日も早からんことを望むことにおいては間違いがない。けれども、さよう政治的な独立を考える前に、われわれは精神的な独立を考えなければならぬ。かような重大な、民族の運命を決する問題において、いかに精神的自由を欠いておるか、かような点において、いま少し冷静にものを考える必
吉田首相の施政方針演説に対しましては、世間にすでに相当の反響があつたのでございますが、これを要約いたしますと、あまりにも手放しの楽観論にのけぞつている、足元の現実を知らな過ぎるという一言に盡きるのであります。しかし、私がこの吉田首相の施政方針演説及びこれまでの首相の政治活動によつて知り得ましたことは、吉田首相に世界的な歴史感覚、現実感覚の欠如しているということ、(拍手)そうしてまた、一貫した自主的な政治的信念と、高邁な理想の片鱗さえもうかがい得ないということであります。これは国民にとつてまことに不幸なる事実と申さなければなりません。私は、以下基本的な二、三の点に関しまして、きわめて簡單に首相に質疑をいたしたい。従つて、他の大臣諸君の
昨日発表せられました吉田民主自由党総裁談なるものは、吉田茂氏その人の本質を暴露しておるものであります。(拍手)これは本来ならば、内容が現在の政党を批判し、国会政治を批判したものでありますから、当然内閣総理大臣の名において堂堂と出すべきはずのものであります。しかるに、この民主自由党総裁なる名に隠れて元来政党政治は、政党の総裁なるがゆえに内閣総理大臣である。その人格の不可分性にかんがみて、かような卑怯な方法をとつたこと自体が、すでに吉田茂氏の本質を暴露したものと申さねばなりません。(拍手)また吉田茂氏の率いられておるところの民主自由党そのものの本質をも、ここに暴露しておると申さなければなりません。 吉田氏の率いる民主自由党が、いわゆ
私どもは、わが国人口の半分を占める農民のために、超過供出を法制化して、あくまでこれを法の強権によつて供出させようとする、こういう惡法を阻止せんがために、全力をあげてこれと鬪つたのであります。三千数百万人の農民のために、かかる憲法からこれを擁護しなければならぬがゆえに、これと鬪つたのでございます。これをしも野党の党利党略などと言うに至つては、これはまさに政府の苦しまぎれの悲鳴といわざるを得ないのであります。(拍手)供出後の自由販売という公約とはまつたく正反対の食確法、これを撤回するだけの良心さえも失つた民主自由党の吉田内閣が、みずから招いた苦境にあつて、みずから追い込まれた苦境にあつて、あげたところの悲鳴にほかならない。 今回の吉
ユネスコ運動決議案につきましては、提案理由を御説明になりました森戸君、また岡崎君の賛成の御演説によつて、もはや十分に要は盡されておると思うのであります。従つて、私はきわめて簡單に賛成の意見を述べたいと思うのであります。 今や、講和の問題がほとんど全国民の大きな関心を集めております際、私どもは、この一点から考えましても、この際国内の態勢を固めて行かなければならぬ。特に、成熟した精神的なこれに対応すべき態度というものを固めて行くことが、刻下のきわめて必要なる、切実なる問題であると考えるのであります。(拍手) われわれは、すでに世界に類例のない憲法において戰争を放棄しております。平和を宣言いたしております。しかもまた、マツカーサー
私は、ただいま上程せられました廣島平和記念都市建設並びに長崎國際文化都市建設の両法案に対しまして賛成の意を表するものでございます。 廣島、長崎が、世界史上かつてない原子兵器によつて、まことに惨澹たる破壊を受けたということは、いまさらあらためて申し上げるまでもないのでありまして、のことに関しましては、両法案それぞれの提案者から詳細の御説明がございましたから、省略したいと思うのでございます。 ただ長崎市は、西洋文化の門戸として、一五四九年以來、すなわちイスパニアの貴公子であるフランシスコ・ザビエルが日本へ來朝いたしましてから、本年はちようど四百年になるのでございますが、この四百年間、ヨーロツパ、ことに西ヨーロツパの文化の通路とし
ただいま議長より悲しむべき御報告がございました。大瀬久市君の急逝でございます。これに対しましては院議をもつて弔詞を送られたいと思うのでありますが、その弔詞の内容は議長に御一任申し上げたいと思います。さような動議を提出いたします。 なおこの場合、私は皆さんの御同意を得まして、謹んで弔辞を申し述べたいと思うのでございます。 大瀬久市君は長崎縣北松浦郡の御出身でありまして、幼少のころから非常に向学心に燃えた方でございました。早く長崎縣師範学校を卒業後、しばらく教育のことに身を投じておられたのでありますが、やみがたい向学心のゆえに、文字通りのまことに涙ぐましい苦学力行をされまして文理科大学を御卒業になり、東京都廳に奉職されておつたの
私は民主党を代表いたしまして、先般行われました國務大臣の施政方針演説に関し、吉田首相並びにその他の閣僚諸君に、若干の質問を試みたいと思うのであります。 質問をいたします前に、まず先般の総選挙におきまして、吉田氏の民主自由党が衆議院において、絶対過半数を占められた、かような結果になりましたことに対しては私は敬意を表するのであります。 國民が何はともあれ、絶対過半数を民主自由党に與えたことは、その強力な單独内閣の出現を期待しておつたのであることは、投票の結果がこれを実証しておると思うのであります。この國民多数の意思を尊重せられまして、民主自由党の單独内閣を組織せらるるということは、けだし当然であります。何人も十分に納得の行くとこ
吉田首相の御答弁は、顧みて他を言うような点が、あつたのは残念であります。均衡財政はつとにやつて來たと言われるのでありますけれども、私は昨年十一月十八日、九原則が出る前に、強く本議場において御勧告をしておる。できないこととできることは今の客観情勢においてちやんとあるのだから、できないことをできるかのごとく言うことは、これは國民を誤るものであるという点を力説したのでありますが、その当時の民主自由党の政策は、依然としてきわめて放漫なる生産第一主義、一にも生産、二にも生産といつたようなことで、安定に対しての定見がなかつた。この点を私は強く指摘したのでありまして、今や九原則の実施によつて、まず安定への方向をかえなければならないことになつたこと
それでは総理に対する再質問は留保いたします。ただいま池田藏相から、われわれの政策はデイスインフレーシヨンである‥‥(発言する者あり)デイスインフレーシヨンであるという話を聞いて‥‥ 〔発言する者多し〕
吉田首相への再質問は私は留保します。ただ、今まで伺つたところでは、税制整理をやると、國民の負担がただちに軽くなるような見解は、私はいたずらに國民に安易感を與える。國民の負担は安易に軽くならぬ。(発言する者あり)この点がはつきりわかつておるのであります。なおまた池田藏相はデイスインフレーシヨンであると一言われた。私は安心した。そうなければならぬはずである。ただこのデフレ傾向への極端なる移行が、今回の予算案に示されておるから、産業界といわず、一般財界は非常な不安を持つておるのであります。デイスインフレーシヨンの線においてやるということならば安心であるけれども、石橋財政がインフレーシヨン政策であつたことは顕著な事実であります。また泉町藏相
民主党は椎熊三郎君を指名いたします。
吉田内閣の総合的な基本政策というものがはつきりいたしませんと、個々の問題を論議いたしましても、そのことはむだになることが多い。また事実、個々の問題のみを論議いたしますことは困難である。從いまして私どもは、総合的な施策というものをきわめて早い機会において総理が率直に述べられることか必要であるということを力説いたしておるゆえんであります。このことは、單に國会といたしまして、國会冒頭に首相が施政方針の演説をもしやらないならば、國会としての未曽有の惡例というような意味ばかりではございません。(拍手)これなくしては國会の運営を円滑に進めることができない。もし議案にして急ぐものがあるならば、あればあるほど、なおさらその施政に関する一般の方針とい
まずお聞きなさい。吉田首相の———靜かにお聞きなさい。昨日の……。