今回だけというわけではありませんが、入れない方が妥当であるという考え方でいろいろ練つた後、最初の案より変つた——最初の案というのは、ちよつと今記憶ありませんが、御指摘のようでありますから、そうであると思います。
今回だけというわけではありませんが、入れない方が妥当であるという考え方でいろいろ練つた後、最初の案より変つた——最初の案というのは、ちよつと今記憶ありませんが、御指摘のようでありますから、そうであると思います。
交付公債の問題は、御承知の代償発行などと言われるものでありまして、現金を伴いません。從つて予算技術としては、現金を交付せざるものとして、別に処理することが妥当である。從つて今後もおそらくはこの原則によつてやるだろうと思うのです。今回はこれが妥当と認めたのであります。なお研究はいたしますけれども、交付公債は代償発行であるから現金を伴わない。從つて現金を中心とする予算外において、別途法律で御承願うという方法が、かえつて妥当ではないか、こういう考え方をいたしておりますので、これを一應の原則としてお認め願つても差支えないと考えております。
大藏省証劵につきましては、ただいまお説のように、語弊があるかもしれませんが、一時のつなぎ資金でありまして、これは年度内における收支のバランスがちよつととれないときの臨時の処置であると考えております。從つてこれはなるべく大藏省証劵の発行をしなくてもいいような方向にもつていくことが、これまた当然私どもの務めでありまして、つとめて税收と歳出との時期的なずれをなくするように、最善の努力はいたしますけれども、その中間において萬やむを得ざる緊急発行、それについての大体の限度だけ御承認願うというので、今回提案をいたしました。これの発行がどんどん出れば、これはまたこのことによつて、その問題にもよりますけれども、お話のごとくインフレーションを促進する
きわめてごもつともな御質問でありまするが、これは大体民間保有のもので期限の到來したものだけに限りまして、一應財政の都合からその分は増資の方式をとつて、民間保有のものを償還する。それがために、復金増資をやる。日本銀行のものもやる方が当然なすでありますけれども、これをやりますと、また別な形で復金の増資を要することとなつて、結局同じようなことを繰返して、日銀による金の引出しになるという結果に相なるので、この点を考えまして、一應日本銀行のものについてはすえおくという態度をとつたのであります。それからそのことが結局回收の非常に遅滯することに原因するんじやないかというお尋ねであつたと思うのでありますが、これは御承知の通り、復興金融金庫本來の目的
中間安定ということが問題になつたのでありますが、これはまだ政府は発表いたしておりません。何か事務関係の者が檢討の途中の議案を提案したのではないかと思います。もちろん中間安定については研究しております。ただいま相当研究をいたしまして、總合計画としてどうして今の日本の経済現状を安定に導くかということについては、研究したり資料を集めたりいろいろやつております。これは外資導入の問題、それから日本の企業の健康を回復するのにどうすればいいかというようなこと、その他いわゆる長期計画を一應立てれば、長期計画の最初着手すベきは何であるかというふうなことから考えていかなければならぬという、總合的な一つの施策として研究いたしておりますけれども、いまだ政府
ただいまこの中間安定を中心としての御質問であると理解しましたので、中間安定ということに関しての政府の方策は、まだ未熟であるということを申し述べたのであります。予算に関します限りは、たとえば物價については、消費財のおもなものについて約七割程度の騰貴を見込む。それから賃金ベースは、お話のごとき水準をきめてこれを見込む。これが維持できるかどうかということは、單に名目的な三千七百円が妥当であるかどうかということではなくして、これに対する裏付け、実質的なものが保証されるかどうかということになるのでありまして、これらに関する限りにおきましては、私ども予算を処理する者として見透しをつけまして、今後これでやつていけるというふうな確信をもつて予算は組
大体そういうふうに御理解願つてよろしいと思います。
油井議員の私への御質問の第一点は、取引高税に関してであつたと思うのであります。お説のごとく、取引高税は決して好もしい税とは思つていないのであります。併しながら今回油井さんのお言葉の中にもございましたように、相当に思い切つて勤労所得税を軽減いたし、又農業所得税等にも相当な軽減をいたしましたので、從いましてその代りというわけではございませんが、これと裏表になるような意味で、全体として税の調整化、合理化を図る観点から、取引高税を新たに創設することにいたしたのであります。これは勿論、例えば製造から販売の末端までを一貫してやるような企業があるといたしますると、そういうものに比べまして、各段階を経なければならん立場にある商品の経路と比べて、後の
栗山議員の私への御質問の第一点は、本年度の予算が果して國民救済の規模において妥当であるかどうかというような御質問であつたと思うのでありますが、これは私共は今年度の國民所得等を勘案いたしまして、この経済の規模において健全財政を堅持しなければならんという建前を堅持いたしましたので、その限りにおいて、いろいろお説がございましたけれども、決してお話になつたような不健全性のものではないと確信いたしておるのであります。一般会計において歳入予算の見積りが非常に過大ではないかというようなお説でありましたけれども、これは一々物價、賃金等、経済の諸情勢の推移を十分に勘案いたしまして、その適正を期したのでございまして、過大であるとは考えておりませんのであ
綱島君の御質問のうち、私に関係ある部分についてお答え申し上げたいと思います。 第一の、この予算でいけるかということについては、ただいま総理よりお答え申し上げましたが、今回の予算が、國民経済の規模において可能的健全性を保持したということについては、すでにたびたび申し上げました通りでありまして、從つてこの点については、もはや繰返す要がないかと思うのであります。しかもこれは、私どもの責任において國会に御審議を願つておるのでありまして、その責任はあくまで感じてやつておるということだけを附け加えて申し上げておきたいのであります。 なおいろいろお話がたくさんございましたが、要するに、自由経済主義的な考え方でいくべきではないかというような
綱島君に簡單にお答えを申し上げます。ただいまの御質問の要旨が少しわかりかねますけれども、自由経済であろうが、あるいは一部の統制が行われようが、そのことが貨幣交換経済の基本に何ら影響するものではない、また今日までそういう事実はございません。これだけを申し上げます。(拍手) 〔國務大臣永江一夫君登壇〕
藤田議員の御質問のうち、私に関係ある部分についてお答え申し上げたいと思います。 まず第一に取引高税について、これが中小企業に及ぼす影響はどうかというようなお尋ねであつたと思うのであります。もちろん、この取引高税の本來の性質といたしまして、一貫経営などをやる大企業に対して中小企業がきわめて損な立場に立つということは、一應認めなければならぬと思うのであります。しかしながら、現在の経済事情におきまして、結局最終消費者價格というものが決定されて、取引段階が違いましても、税込みの最後の消費者價格というものが決定されることになつておりますから、そのことのために中小企業者が特に非常な圧迫をこうむるということはないと考えておるのであります。なお
お答え申し上げます、インフレーシヨンの進行過程において編成した予算でありまして、從つてこの問題はきわめて重大な意義をもつと思うのでありますが、しかし大体私どもといたしましては、從來考えられた一種の危機感から、やがて安定の方へ向わしむべきであるし、向うべき諸條件がやや現われてきたという考え方をいたしておるのであります。從いまして、たとえば物價賃金の惡循環等がどうして断切れるかという問題が、むしろ今後インフレーシヨンがもつと進行の速度を早めるかどうかということの大きな原因になると思うのでありますが、しかしこれについては、いろいろ考え方があると思いますが、一應政府の計算をいたしました賃金ベースに從つて、これを維持するために必要なるあらゆる
大体今の段階で財政支出から來るインフレーシヨンの進行を、どうしても止めなければならぬというような点から、財政の面に國民経済の規模において財政を処理するということに努力をいたしまして、從つて財政支出から來るインフレーシヨンを防ぐために、どこまでも收支の均衡に力点をおくというような意味で予算を編成しましたので、ただいま稻村君のお言葉の通り申し上げてよろしいと思うのであります。
御質問の交付公債は、主として金融機関等に対する補償にあてるものであります。これはいわゆる交付公債でございまして、現金の收受を伴わないのでありますから、從つて予算には入れておりません。これは別途法律的な措置を講じまして、法律案として御審議を願うことにいたします。新たなる赤字公債の発行ではなくて、政府が補償すべきものを、現金もしくは交付公債をもつて処理するということに相なるのでありまして、これはもちろん金融機関が主でありますから、登録公債の形をとる。從つて流通自在のものには相なりませんので、登録公債として発行せられることになると思います。最後には日本銀行の担保の対象になることはもちろんでありますが、それだからこれがただちに赤字公債と同じ
これは御承知の通り、ただいま融資準則というものを設けまして、つまり地方、國家を通じての健全財政ということの建前から、この健全財政がもし金融においてはみ出すことがあつてはならないし、また資金の重点的な配置から考えまして、生産に対して役立つように、あるいは不生産的方面には資金が流れないようにという観点から、資金の融通準則を設けまして、第一に何に資金を流すか、第二にいかなる必要の用途に資金を流すか、第二段の構えは何であるかというふうなことを決定いたしておりますので、その面で十分に資金の流れ方を國家の一つの考え方に伴わせる。すなわち生産第一主義の、インフレーシヨンを防ぐ方向へ資金を流れさせるということに相なつておりますので、公債が交付になり
ただいまの問題は、相当にむつかしい問題でありますが、現在資金を先に申しますように重点的に流す流し方の決定は、國家がやるということで、國家の法律秩序として、資金の融資準則というものがまわつておるわけであります。從つてその方向へ流さないということになれば、これは法に反したことになるのでありまして、さような場合は、違法行為ということになるのであります。このことに関しては、もちろん日本銀行も責任を負いますが、大藏省が監督して、さようなことのなからしめるよう絶えず注意をいたしております。また最近しばらくいろいろの事情で、大藏省の銀行檢査というものが、ちよつと時が長びいておつたのでありますけれども、最近はおそらく一箇年に一回くらい、一銀行につい
川上議員の御質問中、私の関係に属します分は、追加予算の件と、大口闇利得者に対する課税の問題だつたと思います。 追加予算の件は総理から答弁がございましたが、尚少しく詳しく申述べますと、今回予算編成に当りましては、私共の態度といたしまして追加予算を出さないという方針を一應立てまして、それに基きまして大体この賃金ベースを予算上では三千七百九十一円、それから消費者價格の方では主要なものについては七割上げるということを織り込んでおるのでございまして、相当大きな科目でございます終戰処理費、賠償撤去費、公共事業費等につきましては、それぞれの計算をいたしまして、大体これならばいけるという目途を付けております。それから尚その他の雑件につきましては
一昨日高瀬議員の御発言の途中に、予算委員会に出席いたしますために中座をいたしまして、誠に恐縮いたした次第であります。御発言の後半は十分伺つたのでありますが、前半につきましても速記録等によりまして十分御論旨を拝聴いたしました。 私への御質問は、國の経済力と予算との関係、それから租税、特に直接税主義から間接税主義に移行しておるのではないかというような点に関しての御意見、取引高税に関して、軍事利拂の問題並びに企業資本の問題等であつたと思うのであります。以下順次御答弁申上げたいと存じます。 国民所得に対する一般会計歳出総額の比率が昨年に比べまして、今回小額でございますけれども、増加いたしておりますことは事実でありまして、これは財政收
高瀬議員の御質問にお答え申上げたいと思うのであります。 健全財政と申しましても、実は國の財政が國民経済のこの個々の赤字の状態のままでは実に一貫しにくい情勢にあることは申すまでもないことでありまして、ここには個人の生計の赤字が克服せられ、或は企業の赤字が克服せられているようなことと相俟つて、國家財政の健全性というものが保持されると思うのであります。かように意味において現在いろいろなこの何と言いますか、アブノーマルな経済の情勢において、國家財政だけが完全なる意味においての健全性を保持するということが極めて困難であることは申すまでもないのであります。併しながらさればと申しまして、今の段階において政府の財政支出によつてインフレーションが