その場合、慣行水利権を尊重するということにやはりその基本方針がはっきりしているというと、今後慣行水利権へ影響する問題が出てくる。たとえば、従来まあ何百年という間ずうっと水が来ておった、ところが、その下流において砂利を採取した、砂利を採取して河床が低くなったために、いままでの取水口から水が来なくなってしまった、こういった場合に、慣行水利権を尊重するということになれば、これは砂利を取らなければ水は来ていたわけです。砂利を取ったために水が来なくなってしまったということが起こり得るわけですね。その場合に、それじゃ慣行水利権というものを尊重するということになれば、その取水の施設を改めたり何なりするということになれば、そのものの負担というものな
