今申したことで尽きておると思うのです。
今申したことで尽きておると思うのです。
こういうことでございます。国の行政をやるのに費用が要る。その費用は国民にいろいろな形で負担していただかなければならぬ。やはり直接税の現在の重さからいって、間接税に相当負担を依存せざるを得ない。で、間接税の範囲のうちにおいては、いろいろな消費の中で、この物品税の対象となっております品物の消費というものの裏には相当な担税力があるのであるから、やはり負担をしていただかなくちゃいけないというのが筋合いでございます。
私ども何も、物品税に限らず、間接税全般をひっくるめて並べた方がいいと思うのです。税法のうつわは酒税法あるいはたばこの専売だとなっておるのを、一応はずして並べた方がすっきりするものですから、そういう角度でいろんな並べ方がありますが、今までの見当で私どもが並べている並べ方は、嗜好品、それから奢侈品、それから娯楽用品ですね、それから趣味用品といいますか、趣味的なものですね、それから射幸的な用品というようなものがあるのですね。それから先ほど申した便益品というのは、日用品ではあるけれども相当高級なものだという日用品ですね。で、それにその他と。その他の中に日用品、必需品というものが入る。まだ幼稚な分類だと思いますけれども、私どもただいまのところ
文具は今までは文房具といっておりますが、通常の概念における文房具だったら、これは一番下の日用品だろうと思うのです。ところが、今回文具に直しましたのは、文房具の中でも今かかっておる文箱とか、手箱とか、色紙とか、たんざく入れというような類の、かなり文房具の中でもこっちのある極に近いものが……。
といい得るのでありますので、今のでいいますれば、今私ワクに入れた表を持っておりますが、趣味あたりのところに来るのではなかろうかと……。卒然とした感じであります。
ちょっと今表が出て参りませんのですが、玩具も一部はその他の中に入るでしょうし、相当高級なものになれば娯楽だというようなところに——高級とばかりいかぬでしょうが、娯楽に類するものもあり、物によって分れると思います。
現行法で玩具の中でかかりますのは「一個又ハ一組ニ付八百円ニ満タザルモノヲ除ク」、これは製造価格で八百円でありますから、小売で一個または一組その六、七割増、千二、三百円以下のものはかけないということにいたしております。性質別には特に玩具の中ではずしておるのはございません。
そうでございます。
紙、セロフアンでは除かれておるものがあります。和紙、板紙、紙幣、銀行券、郵便切手等の用紙、それからたばこの巻紙、新聞の巻取紙、それから両ざらのクラフト紙、それから例の温床苗代用の紙、それから一ポンド三十円に満たざるざら紙というものは除かれております。セロフアンでは、防湿セロフアンが除かれております。
これは最後の分類の日用品に入るだろうと思います。まあこの辺になると、おっしゃりたいのは、これは課税の対象としてどうかということであろうと思うのですが、(笑声)私どもそういう感じはあるのです。ところが、さっき来申しておるのは、全面的ではないですよ。全面的に結論を出すには、一方で、作っておる企業形態が大きな企業であるか、あるいは小さくてかけると転嫁ができないというような問題がある、というよりも、具体的な結論を出すまでにもう一つの角度での検討になる。相当議論はあると思いますけれども、そういう角度では紙は高度な執行上は便宜でもあるし、それから転嫁も容易であるということがあるということを、ちょっとつけ加えさしていただきます。
まあ強弁と言われるかもしれませんけれども、紙の中でも、ただいま申したようなざら紙だとか、和紙だとか、新聞用紙だとかは削っているということは、やはり残っている紙は、もちろん事務用にも使われるけれども、いろいろ高級な雑誌だの何だのというのがありますね、そういうようなものはまあ紙の中では担税力的によりある方だというようなことも、いろいろ議論が出ているようなわけなのであります。大体そういう角度ではずすものははずしているということになっております。
ただいま申し上げました分類では、最後の日用品を含むその他の分類だと思います。
このマッチですね、分類としてはやはり第七分類の「その他」だと考えます。ただ、先ほど申したように、なかなか間接税というのはですね、非常に沿革的な何で、こういう全部すっかり根っから洗っての議論というものは、なかなか今まで行われたことがない。各国でも行われているのは少いのですが、そういう沿革的な意味では、マッチはたばこに関係があるというようなこともよくいわれるのです。(「マッチも専売にしてしまえ」と呼ぶ者あり)というようなことも言われるのです。現に、各国では、日本は千本が一円というように安いのですが、各国では千本で十円とか、高いところでは百円近い何をとっているというようなところもあるというようなことなんで、まあたばこと対になっていくという
先ほど申したように、税が幾ら要る、その中で直接税はあまり重くすると乱れてくる、残りは間接税だ。そうすると、間接税の中でも頂上に立って、これはかかるのが当りまえじゃないか、うんとかかってもいいというのと、すそもあるわけです。マッチは、率直にいって、ただいま申したたばこと一緒に消費されるというような性質を強くいえば、もう少し上に来ていいけれども、日本では、今申したように、かなりすその一群の中に入っているというわけです。ですから、すそのあたりのところはいろいろそれは議論が出ると思いますが、まあそれが税金ほしさの一念だという形でいうのかどうか、その一つではあるけれども、その辺のところはあまりににわかに精細にやられますと、なかなか間接税体系と
しておりません。
まあ戦争目的の軍事費というものはもちろんないわけでありますが、財政需要の方は、戦後、御案内の通り、戦前に比べたら相当内容に変動があって、先ほど申した社会保障その他においては、戦前に比較してはるかに多い額の需要が出ておるということでございます。そういうこともあってか、戦争中物品税のみならずいろいろな新税ができたのです。その大部分がやはり現在も御負担願うというようなことになっておるわけなんです。
外国でやっておるからまねしているというのではなくして、私どももやはりマッチにはそういう性格があるということをさっき申し上げたわけです。たばこと牽連する性格があるということを私ども考えております。
まあ度合いは問題ですが、やはり嗜好的な意味を持つというふうに考えております。同時に、またある面で、日用品的な面も持つというふうに考えております。
サイダーのようなものでございます。
製造課税のものですと、製造者のところでかかるわけです。技術的にそういう困難が一つあると思います。まあ小売課税ならそれはできるわけでありますが、そういうやり方をするというのも一つのやり方であろうと思いますが、ぜひそれが必要だという議論もないまま来ているというのが実際であります。大体まあ新税を起すとかなんとかいうような場合に、特に小売課税なんかの場合に、そういうふうにやったらという議論がよく出るのでありますけれども、今度は高級織物の場合は、そこまでのなには出なかった。しいてそれをやらなければどうにも動かぬというものでもないのですから、必然のものとまでは取り扱われておらないというのが、きわめて沿革的なことだというふうに感じております。