最初に国の防衛に関しまして長官と外務省にお尋ねし、これに関連する問題として、日中条約締結を機会に在外財産の処理の問題に触れていきたいと思います。 初めにここで明確にしておきたいことは、この間からしばしば議論しております自衛隊法の七十六条にあります防衛出動の手続と時間的な関係をお尋ねしたいのです。 自衛隊法には防衛出動命令は国会の承認を得ることになっておるわけです。したがって、外部の武力侵略が行われた――おそれのある場合を含みますが、行われた場合をとりましょう、それをキャッチして長官が総理に、どちらがどう言ってもいいです。そこで国防会議、閣議という順序を踏み、そして国会の承認を経る。手続は大体その順番ですが、これに対する最短距
