時間が来ました。質問を終わります。
時間が来ました。質問を終わります。
いまの新井さんの質問に関連する問題が一つありまして、アメリカ局長にもお残りを願いたいと思いますので、取り急ぎ韓国関係、朝鮮半島の問題についてまず質問をして、それから今日通告してある本論に入りたいと思います。 いまの新井委員の質問に対して、南北朝鮮問題に対する政府の見解は、私が承ったところでは非常に不熱心と言えば適切かと思うような態度でいらっしゃることです。これまでに日本の総理が米国の大統領を訪問して、すでに何回かの共同声明を発しておられます。佐藤さんの時代から始まって、三木さん、そしていまの福田総理という流れを見るときに、朝鮮半島に関する認識がだんだん変わってきておるのです。朝鮮半島に対する非常な緊急感がだんだん緩和されて、平和
具体的に進めていくべきときである、そのときであれば具体的に何をするか。福田内閣成立以来もう一年有余たっているわけです。外務大臣も二代にわたって、園田官房長官が大変手腕、力量のある外務大臣として閣内において最も重きをなし、もし総理が今度国連総会へでも行くときにはあなたが総理大臣の代理をなさるという説もあるわけです。そういう重い地位にあるあなたとしてはこの際、南北の対話を一つの看板には掲げたが一向能率が上がらぬというようなことではいけないのです。これは、外務大臣の部下である関係局長さん、南北の対話についての積極的な施策は何をしてきたか、お答えを願いたい。
御努力の意思はよくわかるのですが、実際の効果というものは上がっていない。いまお説のように、百を超える南を承認する国、九十を超える北を承認する国、六十の双方を承認する国というものがあるわけです。百と九十ならもう大体同じですよ。それから両方を承認している国が六十もあるということは、これはその中に日本が入っておらぬということもおかしい話なんで、この点では、この機会に南北対話を強く提唱される、それから国連に対する両国の共同加盟についても骨を折られるという、日本政府としてはこのあたりで承認への前進的な措置としての外交努力などをしてしかるべきだと思うのです。それには文化、産業、そういうものの交流ということへも頭を向けなければならぬし、現に漁業関
現に日本は韓国に対して、双方の条約締結以来友邦として温かい力を注いでおる。これはもうわれわれが例の有償無償の三億ドル、二億ドルの協力をして以来御縁は長く、毎年協力関係は続いている。そのときに、批准がおくれると独自の技術水準、経済力等で開発をする、こういうようなことを考えておる人たちがあるとするならば、これは大変な間違いである。そういうことがもしあるなら、いま局長がおっしゃるような世論が一つの拠点となって風潮を広げるならば、日本がせっかく経済協力してあげている、その経済協力してあげている分を独自の開発へ持っていってくれるなら、もしそういうことをやるとするなら、経済協力に対する一つの再検討という問題が当然起こってこなければいかぬ、そうで
この問題は両国の親善にひびの入る問題なんです。双方の国で海底の共同開発をしようというときに、批准がおくれるならばおれたちは単独でやる。これは莫大な海底開発事業です。それは韓国一国だけでやれるような筋じゃない。そういう意味からも、誤解を与えているようなところがあるならば、われわれはそれを是正しなければならぬ。どこらにまずいところがあったのか。南北の対話に事欠く一つの世論がどこかに出てきたわけだ。そういう意味で、一番近いお隣の国に対しては、政府はこの際積極的に南北の融和を図る、この朝鮮民族の悲劇を解消するための努力を懸命に注ぎ込む国家は日本が第一でなければならぬと思う。どの国よりも熱情がなければいけない。外務大臣どうですか。
この際ひとつ指摘したような点について、大臣、具体的な策と積極的に取り組んでいく。われわれは共産主義と対決する政党であるが、なおかつ共産主義の国といえども、国家としては友好親善を図るのが当然なのであって、南北の対話に対して日本政府は積極的に取り組んでもらいたい。 この問題はおきますので、質問の通告を申し上げた以外の政府委員の方はお帰り願ってよろしゅうございます。 それでは質問の通告を申し上げた順序によって、今回提出されている法案に関する質問をいたします。 新しいお役所ができるわけだ。総領事館もできるわけだ。カンザスシティー等にできておる必要性、これは大変大事な、要望にこたえて在外公館が設置されるわけでございますから思いつき
カンザスの事情はよくわかります。われわれもちょいちょい旅をしてそこへ宿泊したこともある町でございまして、総領事館の設置の必要性については同感でありますが、このジブチ、この国は現にエチオピアとソマリアの間で紛争の拠点になっておるのですね。そうじゃないですか。
双方の国からこの国へ入り込んでおるのじゃないですか。
エチオピアとソマリアの間の紛争について外務省が認識している原点の説明を願います。
東アフリカには、ここにケニア、タンザニア、その西にウガンダという国があるわけですね。かつてケニアにはマウマウ殺人団というのがおって激しい民族的な闘争もやってきたようですが、これらの小国の間にすでに大使を交換している国が相次いでおるわけです。おととしは私多年の要望であるウガンダの国に、向こう様が専任大使を置いているのにこちらは専任を置かないというのは片手落ちであるという強い要請をしたわけで、それにこたえて専任大使を置くことを決めておるようです。 向こう様が専任大使を置いているのにこちらが専任大使を置いていない、そんな片手落ちの冷酷な外交をやっておる相手国はどの国であるか、まだ残った国が少しあるはずです。お答え願いたい。
そうじゃないのです。いま私が質問しているのは、従来片手落ちでウガンダの日本大使館には専任の大使がいなかったが、向こうはこちらに専任大使を置いておる。今度の新しいコモロはマダガスカルの大使に兼任させよう、ジブチはエチオピアの大使に兼任させよう、兼摂大使ということで片づけるわけですが、向こうが専任大使を置いておればこちらも専任大使を置け、こういうことです。したがって、ほかに日本で、向こうが専任大使を置いているのにこっちが置いてない国はないか、全部片づいたかということを尋ねているわけです。
ウガンダの大使館は専任の大使は置いておるのじゃないですか。まだ置いてないのですか。まだ専任大使を置くことになっていないのですか。これは私、松永前官房長からは、専任大使を置くことに決まりましたと報告を受けたのです。予算の要求もしてありますと。うそだったのですか。
ウガンダはこちらへ専任大使を置いている。いままで兼任大使を置いておったはずですよ。いま始まったわけじゃないのだ。兼任の大使はケニアの大使が兼ねておったのです。かつて太田大使が兼ねておられた。そういうことだから現に大使館はあるはずですよ。いま新しく置いたはずじゃないはずです。
外務省はまことにスローモーであって、せっかくあちらの国から専任大使を置いていただきたい、対等の外交を進めるためには、向こうが専任を置いているのにこっちは兼任でごまかすようなそういう外交では、本当に東アジアの国々として、開発途上国としては痛憤にたえないことになるわけです。いまの南イエメンにしてもハイチにしてもそうです。小国たりといえども侮らず、大国たりとも恐れずという外交でなければならない。小国を愛せにゃいかぬですよ、小さな国だといってなめちゃいかぬ。向こうが専任を置いている誠意を持てば、こちらも専任をもってこたえるべきです。外務大臣、こういう不届きな外交をあなたの部下たちはやっておられる。向こうさんは専任を置いて、専任に来ていただき
外務大臣、私いま小国といえども侮ってはならないという、日本外交に対する厳しい要請についてひっかけてお尋ねしたいことがあるのです。 いま外務省の公務員、本省千五百名、在外千七百名、三千名を超えるこの公務員、海外に勤務される大使以下の在外公館の職員、外務公務員、この方々の中には外交官の上級試験にパスした、いわゆるキャリア組と、ノンキャリアとがあるわけです。ノンキャリアといえども、ちゃんとそれぞれの試験の通過者がこれになっている。あるいは特別の才能を持って採用されるというわけです。試験一本で人生を決めるという、その本筋においての一つの問題があるわけで、そういう原則は原則として認めていった上で、奮励努力する人士を重く用いるという道を開か
外交官、在外公館の人事は、官房長の手元で一応整理されますか、大臣の補佐をされて。
人事課長は、官房長の部下ではございませんか。
そうしますと、結局部下が決めるということよりも、官房長が官房の責任者でやられるわけです。事務次官がそれにタッチする。これは大臣の事務処理の補佐の最高である。政務次官はそれにタッチしないのですか。いま官房長と人事課長と事務次官がやるというのですが、政務次官はノータッチですか。政務次官は忘れているのですか、あるいはやらぬのかどうか。
重要な大使だけで、重要でない大使は相談しないのですか。