わかりませぬですね。当時の秋葉原支店がどのような手続によつて直接払い込んだか、それはわかりませんですが、聖十字学園の内金としてとこれにもありますし、いろいろな書類にもあります通り、聖十字学園のものとしてかどうか知りませんけれども、とにかく聖十字学園を一応通したということにはその後の書類においてもなつておりますから、直接私どもの方と財務局の方と取引したということはございませんですね。
わかりませぬですね。当時の秋葉原支店がどのような手続によつて直接払い込んだか、それはわかりませんですが、聖十字学園の内金としてとこれにもありますし、いろいろな書類にもあります通り、聖十字学園のものとしてかどうか知りませんけれども、とにかく聖十字学園を一応通したということにはその後の書類においてもなつておりますから、直接私どもの方と財務局の方と取引したということはございませんですね。
ああそうですか。私ども自分でそういうことをやつていないからわからないです。
申し上げますが、経理部長としていろいろな——こんな問題は珍しいですが、経理部長という仕事は、財産関係ばかりでなく、あらゆる収支は経理部長が一切やつております。ですからこういうこまかいことまで——その当時日通の人間が実際持つて行つて払い込んだかどうかということまで私どもは……。
こまかいと申すと言葉が悪いかもしれませんが、日通の職員が持つて行つたかどうかということまでは承知しておらぬのです。
それはその分まではわからぬですな。信頼しなかつたかどうかということも、私が当事者で取引をやつておりますれば、まあ信用できないから直接払い込んだらよかろうというようなことも言つたかもしれませんけれども……。
会計検査院から調査を受けるということは、日本通運株式会社法によつて、半官半民の当時は会計検査院から調査を受けたように承知しておりますが……。
私ども支社はそういうことはございませんが、本社の方は年にたしか一回でしたか、本社の方へ会計検査院から見えていろいろと御調査があつた。これは定期的にありました。
それは承知しております。それは当時お話のございましたように三百五十万円、あるいはその後にばらばらにいたしまして合計は四百二十何万かが一応聖十字学園に渡つておることになつておるのですが、これが聖十字学園の違約によつて日通へ渡らない。それから先ほど申し上げましたように、日通としてはどうしても土地をほしいということから、そうした土地を物色しておりましたところが、たまたま違約によつて私どもに別な場所を払下げしてくだざるというようなお話もございましたので、財務局へお願いして払下げを受けました。しかしそれは別につけ加えた、まあ二百坪ふえたような感じでございますけれども、計算その他すべては二百坪を包含したものによつて受けたようであります。
ございます。
これは実はほしいほしいのあまりに、当時日本通運も金には苦しい。そこでこうした施設はもうほとんどできなかつたのですが、何にしても前の三百五十万、また四百二十万から払つておるということと、それから地所を欲しいという秋葉原の要請、何しろ百二十台からの自動車の置き場所がないというのでありますから、そこでそういうようなほしさのあまりから、本社に対しましても、トリツクというとおかしいのですが、そういうふうに言葉を用いて、一々本社も現地へ出て来てあちらこちら値段の調査をしてまわるわけでもありませんので、私どももそうした言葉を用いて、そうしてこれほど安いのだ。それからまた当時三百五十万という金を、財務局の方へもこれは見ていただきたい。どうしても見て
必ずしも——国有財産の払下げを受けることは、幾年に一回か、それこそわかりませんので、私どもは専売局の——これはたしか専売局の関係ではないかと思うのですが……。
それはまあ君の方にも三百五十万円という損害を役所がかけたわけではないが、君の方も非常に損をしておるな、特に君の方は公共事業の会社でもあり、一応払下げしようとする場合には、そういうものに払い下げる方がいいのだから、払い下げてやろうというようなことで、折衝する間にそういうお話もあつたわけです。
当時は私どもも地価が幾らしておるというようなことは実は調べてないのです。ただ先ほど申し上げましたように、買いたい一心で、七千円するとか八千円するとかいうことであつて、別段当時の相場八千円だが、四千円にしてくださいということで懇請も申し上げませんし、また地価が付近でどのくらいしたかというようなことも、うわさなどが、あの辺どのくらいするだろう、あるいは六千円であるとも言うし、表でなくて裏の方で使いにくい場所なんだから、四千円でも高いよというような説もありますけれども、とにかく本社にはそうした文面で安く買つたから、従つてこれは内輪の話ですが、三百五十万円あるいは四百万円の金がカバーできるのだというようなことにでつちあげたわけです。そうでな
これはお役所の方できめた。
だれかわかりませんけれども……。
そうです、お役所の方できめていただいて、そうして私どもは代金を払い込んだわけですから。あるいは四千円ちようどに査定していただいたかどうか、書いたものを見なければわかりませんが……。
言葉は過ぎるかもしれませんが、私どもは財務局に別に裏面工作をやつたためしも絶対ございません。そういうことはちよつと納得行きませんです。
ですからそういうことを、内輪としてそうしなければ本社がお許しをしないから……。
やる必要もないが、なかなか買つてくれないのですよ。
その当時の文書には——先ほど来申し上げる通り、そういうような裏面工作というようなことは全然やつたことはございませんし、しかも松尾さんが行きましても、お役所に行つて一、二度頭を下げる程度でございまして、そういうような裏面工作というようなことはいたしません。