裁判所側の意向は、現在までに確立しておる最新、最善の方法を用いれば安全に施工ができるという見解であったと存じます。それで、私ども二次公害を発生させないために万全の策を講じる必要があるということで現在慎重に工事を進めておりますが、その内容について申し上げますと、まず本格的工事に入ります前に試験工事を十分行いました。そして、しゅんせつの実施に当たりましては汚泥を攪拌いたしますと、その攪拌した結果、水銀が水の中に拡散をいたしますので、従来のいわゆるポンプ船でございますとカッターで底をかきまぜて、それをポンプで吸い上げるという方法をとるわけでございますが、こういう方法をいたしますと、先ほど申しましたように攪拌によって水銀の拡散が起こるという
