私は、日本社会党を代表して、租税特別措置法の一部を改正する法律案につき、反対の討論を行うものであります。 わが国の財政危機は、予算の三九・六%を国債収入に頼る膨大な借金予算にあります。この国債依存の財政運営によって、政府の財政収支試算によっても来年度末の国債残高は五十九兆円の巨額に達し、将来にわたって重荷を背負ったことになるわけでございます。このような深刻な財政危機をもたらした原因は、一言で言えば、成長優先の放漫財政運営にあるのは明らかであります。 それは歳出面で見れば、公共事業、特に道路投資中心の景気対策をとり続けてきたことに代表されています。歳入面では、資本蓄積のための多くの減免税政策であり、その端的なものが租税特別措置
