租税協定には直接かかわりはないのでありますけれども、今委員の皆さんにも見ていただいた貿易取引通貨別比率、これを見てちょっと私が一点指摘しておきたいことは、今アベノミクスは、ある意味では、円安誘導とまでは言いませんけれども、異次元とも言われるような金融緩和によって事実上円安誘導をしています。 でも、この数字を見ていただきたいと思います。平成二十二年下半期のこれを、再度、もう一回見てください。 日本からの輸出については米ドルがほぼ四九%、輸入が七二%、差し引きすると二三%、これが、輸入における米ドルポーションが残るわけです。仮に輸出入が同じ額だったとしたときに、合算して、差し引きすると、輸入におけるドルポーションが二三%残る。
