これはたいへんむずかしい問題でありまして、私は実はその問題について何ら考えたこともないというのが率直な私のあれなんでございますが、根本的には外交がもちろん優先すべきことはこれはもう問題ないわけでございます。しかしながら、そうだからといって、はたして防衛計画にフレキシビリティーを持たせること自体は、これはそれ自身何ら問題はないわけでございますが、すぐに外交と防衛計画が直結するかどうかということになりますと、はなはだ疑問ではないかと思うわけであります。と申しますのは、わが国の外交は、これは御存じのとおりあくまでもいわば自由世界の中の一環としての外交でしかないわけです。少なくとも当面、わが国の自主外交というものはございますが、しかしそれも
