なぜ私はこういうことを言うかというと、私は、御承知と思いますが、船乗りの出身なんです。国鉄よりももっと危険度の多い、いろいろ安全対策には問題のある運航に長年従事をしてきておるわけであります。いまの概念をはっきり分けておかないと、実は対策が十分立てられない。それはほうっておけば事故につながるかもわからないが、そうではない、未然に措置をされ、ダイヤは乱れている、そういう場合には点検を強化するということは盛んにいわれておりますが、もちろん安全対策上、点検を十分するということは必要にして不可欠な条件です。そうではなくて、そういう故障を多発をさせる、あるいは運転阻害を起こすような原因をつかまえて、その原因をたださなくちゃならないわけです。幾ら
