その問題で、私は昨年来の牛乳の価格の問題を注視してきたのですけれども、つまり牛乳の価格に対する行政指導はずっと行なわれてまいりましたが、昨年の五月からそれを撤廃して自由価格制にした。その後一年半近くになりますけれども、牛乳の価格は下がってもいず、安定してもいないという事実がありはしないかと思うのですが、その問題はどういうふうにお考えになっておられましょうか。
その問題で、私は昨年来の牛乳の価格の問題を注視してきたのですけれども、つまり牛乳の価格に対する行政指導はずっと行なわれてまいりましたが、昨年の五月からそれを撤廃して自由価格制にした。その後一年半近くになりますけれども、牛乳の価格は下がってもいず、安定してもいないという事実がありはしないかと思うのですが、その問題はどういうふうにお考えになっておられましょうか。
その問題で、昨年の六月二十日に、いまの物価安定推進会議が牛乳の問題で所見を発表しておりますけれども、それにはこう書いてあります。「農林省が実行した牛乳価格水準の行政指導廃止による公正な競争の導入の基本的な考え方を正しいとするか、正しくないとするかの判断は、これを容易に下しうるものではないが、」云々として、以下のことを書いてありますけれども、その次の、内容の第一項として、「今回の牛乳値上げ問題に対する消費者の側の運動が展開されてゆくなかで、業者側による荷止め、安売り店に対する妨害、あるいは、合理化努力を行なおうとする業者に対する他の業者の圧力などの行為が各地にみられるようであるが、」、つまり公共団体その他の者はしっかりせい、こういうこ
この物価安定推進会議でもこういうふうに問題を提起して、牛乳問題調査団というものを各関係専門家によって組織しまして、そして今年の四月に報告書を出しましたが、その報告書には、その肝心の問題についての現状並びに対策に全然触れておりませんね、少なくともこれに要約したところでは。これは実際にはうまくいっているということでしょうか、こういうことを言うたらやぶへびになるからやめておこうということでしょうか、どちらでしょうか。
いま長官、そういうふうな問題はあるとしても、行政指導の従来の線に返した場合には問題解決しないので、やはりもっと悪いことになるというお考えを示されたのですけれども、私もそう思います。そこで、行政指導をやめるというのではなくて、行政指導の内容を新しくくふうしていく必要がある、こういう段階だと、私はさっきから考えているのです。いままでの行政指導に戻るのではなくて、この段階における行政指導のやり方について、もっとくふうしなければならないのではないか、こういう考え方を持っておるものですから御質問申し上げておるのです。 そこで、お酒の問題になりますけれども、ビールの問題については天下に有名でございます。宮澤長官がたいへんなアピールを国民にし
いまのビールの問題で、大蔵省は強力な行政指導をしておられるわけでございますけれども、ビールの問題は、外見上は指導したけれども、だめだった、やはり自由の方向にはしょうがないのだという形をとっておるのですが、内容的には強力な行政指導をしてこられた、こういうことですけれども、この基準として、つまり問題になっております業者の、限界的な業者の一定の利潤というものを問題にしておやりになったのか、あるいは平均的なものを基準にされたのか、その点どうですか。いままでの価格指導の基本態度。
今後だんだんと自由化していこうとすれば、たとえば特級とか一級とか二級とかありますけれども、今度は税金も二級のほうは上げなかったということがありますが、段階的にやっていきますか。特級をはずして一級をはずすという、そういうあれですか。
一級と二級だけについて行政指導を行なったということですか。
つまり、そういうふうな御説明をするところからわかる点は、大蔵省の現在の行政指導というものは、特級については——値段が非常に高くて、わりあい裕福な者が飲むと思われておる特級については自由価格にするのだ、値段の安い二級、つまり一般の勤労者の飲むと思われるものについては行政指導を強くしておるのだ、という御説明と承っていいのですか。
つまり、これを額面どおり受け取るならば、あながち悪い指導ではない面がありますね。つまり、一般の二級酒は上がらないように押える、他のものは上がるにまかせるという御説明なんですから、特級とあれとは、そういう行政指導の面が、かりに大蔵省の説明のようにあるとするなれば、行政指導というものは、いまの段階で必ずしも悪い面だけではないということになるわけですね。それは宮澤長官、どういうふうにお考えになりますか。
つまり、私が申し上げたいことは、牛乳の問題にしましても、自由価格にするというものは相当の価値を持っておると思いますけれども、しかしその市場の立て役者の小売り業者が、もう大企業の系列下に大部分がずっと組織されておる、こういうふうな条件をそのままにして、自由化というものだけにたよっていこうということに一つの問題点があるということですね。たとえば、お酒の場合は牛乳と違って、お酒の卸売り業者は六千ですか、ずいぶんたくさんあるわけで、しかもその数からいえば大企業は十八とか十九、つまり九九・何%まで中小企業だ、また十八程度の大企業の持っているシェアは三〇%足らずだ、というような資料があるようですけれども、こういうことでなくて、現在一般的な物価が
つまり共同行為という、公取法できめてある問題、現象なしに共同行為を実際に行なうというのが寡占の特徴ですね。そういうことですから、たとえばずっと見ていて、物価が必要以上に上がってくると思われる業種に対しては、コスト計算というかなりシビアーなところまでいかなくても、ある一定の警戒線を政府は見ておって、ある一定の、これはあぶないというところに上がってきたという場合には、この上がった業界に対して警告を発するということがまず第一番だと思いますね。そういうふうないろいろな形で行政指導というものがあり得ると思うのです。そういうふうな方向で、いまの労働組合というものをあるそういう関係のボードに入れるということもあるでしょう。いろいろな方法があると思
その場合の何らかの監視機構というものについてはどういうふうにお考えですか。寡占価格に対する警戒あるいは用心のためのそういう問題については、どうお考えですか。
ありがとうございました。
関連して一問だけ。 いまの米の需給の問題と関連するのですけれども、将来米の需要がだんだん減っていくということは、かなり確実に予想されると私は思うのです。つまり、昨年と今年と豊作ですが、将来についてどのような見通しを持っておられるのかということと、それから輸入米ですね、輸入米の量についてどのような見通しを持っておられるのかというようなことについて、一言だけお聞きしておきたい。 つまり、これをお伺いしますのは、食管制の改革ということまで、私は必要な感じがします。しますけれども、その説得力が——どういう根拠に立って需給を見通しておるのかということが、もう一歩はっきりしないと思うのですね。この辺ひとつ……。
輸入の問題につきまして、たとえば貿易の問題で、タイの米を買わなければ物が売れないという、そういう必要性はないのですか。
いま食糧、米の問題でいろいろお話を承りましたが、この状態は、米の需要がだんだんと減っていくということに見合ってパンと牛乳並びに乳製品がどんどんふえていくということですね。そういう状態を考えた場合に、米の食管制問題は、いまの長官のお話では、合理的に改正していく、しかし農民の生産を混乱させるようなことは絶対にしない、つまり一つの目安をつけてのあれなんですが、パンと牛乳の問題は、牛乳は昨年自由価格にした。パンについても、いまのお話では価格の統制、価格に対する行政指導は不可能だというようなお話だったのですけれども、このアンバランスをどういうふうにお考えになるか、食糧庁長官から……。
いまの酪農の問題、つまり生乳を提供する側を拡大する問題ですね、これは乳価を引き上げていくということで勝負しようとするのか、あるいは総合農政といわれるように、他の財政的その他の援助でやろうとしておるのか、現在どういう方針でございますか。
まあ生産性を上げるということはこの際あたりまえのことでございまして、それを上げさすのに、つまり牛乳の値段を上げることによってそういう刺激を与えるのか、その他の、生産その他を援助する方法によって与えるのかということを質問しておる。これは、つまりお米の場合は、生産者価格と消費価格という二つの食管制になっておる。両方とも立つようになっておるわけですけれども、将来牛乳の問題でも、牛乳の値段を押えるとやはり生産者の酪農のあれも押えなれけばならぬというふうな問題が出てくるので、二つの問題を両建てに考えるという可能性も、これは私は正しいとは思いませんけれども、そういう問題も出てきやしないかということを考えながら質問をしておるわけです。
つまり、お米に次いで重要な食料になっておる牛乳の問題、この問題を昨年から自由価格にしていったということの持っている現在及び将来の意味ですが、たとえば自由価格になった場合、生産者価格あるいは消費者価格を設定しない場合に、片一方それを使うほう——飲む人は一般ですけれども、使うほうはたいへんな寡占化しておる大企業ですね。そうなった場合に、売り手市場の場合はいいのだけれども、やがてこれが買い手市場になった場合に、生産者、酪農は自由市場であれば大いにたたかれてしまうという状態が出てくる。つまり逆の問題が出てきて、安定して生産者を刺激していくということはできなくなりますね。酪農業者そのものも非常に不安定になるというところから、米と同じようにこの
これで質問を終わります。また別の機会に……。