いや、それもわからぬじゃないのですが、国勢調査の機会以外に調査のしょうがないのじゃないかという感じがするのですよ。たとえば厚生大臣のおっしゃる身体障害者の調査にしても、これは各地方公共団体を使ってやるわけでしょうけれども、なかなかそれでは捕捉できない問題が出てくるし、中途半端な調査だとかえって不平等感というものが出てくるわけだから、この際、戦争によって何らかの被害を受けた者はという言葉でもいいから――これは戦災を受けた場所と受けてない場所がある。あるけれども、受けた者が、たとえば大阪で受けた者が北海道へ行っているとか、東京で受けた者が鹿児島へ行っているとか、移動しているわけですから、これは国勢調査という形でないとなかなか実態がわから
