そこで、法適用企業を見てみますと、総収益対総費用が八八・八%、収支の均衡点を大きく下回っている。また、累積欠損金を有する事業は全体の半数を超えて五二・八%、千五百九十五事業に及んでいる。不良債務を有する業務は三四・八%、千九十一事業。五九%、約六割が赤字事業。この経営悪化の要因として三つ、すなわちインフレ、料金適正化のおくれ、経営合理化の不徹底が挙げられています。しかし、私はそれだけだと考えることはどうしてもできない。赤字事業が半分を超え、六割になっているということは、何かやっぱり制度的な要因があるだろうというふうに思うのです。地方公営企業法施行以来二十数年、四十八年には公営交通について健全化促進法が施行されるなどしましたが、これま
