実際は、もう本当はね……
実際は、もう本当はね……
六月の末には日米首脳会談がありますよね。日本は今から、その二兆円、三兆円というお金を、またどういう形で国民を説得する理由を求めて今後くると思うんですね。そのためにこの沖縄のV字形を、造りもしないV字形を出して、それと交換条件にするという考え方はないんですか。
分かりました。そのことがうまく、ただ県知事選に対するサプライズに使われるんではないかと懸念をしてますので。 在沖海兵隊八千人がグアム島に出ていくというのは一見好ましいことのように思われますが、しかし、海兵隊は絶えず出入りしており、固定した実体がないのです。幽霊のような存在である八千人が出ていくために六十億ドルを超える血税、大金を課されるのは許せません。 一体この八千人は何という部隊で、どこに常駐しているのか、詳しい説明を求めます。長官、お願いします。
はっきりした数字ができてない。分かりました。 私が今月十八日に提出した質問主意書で在沖海兵隊駐留要員の数について質問したところ、二十六日付けの答弁書で米国から約一万八千名であると説明を受けているとの回答を得ました。そのうちの八千名が家族九千名とともにグアム島へ移転することになるという回答もありました。ならば、政府は自ら人数を確認しないで、米国から受けた説明を信じて負担軽減とか六十一億ドルのグアム島移転費用を負担することになると口にしているのか。これは問題だと思いますが、防衛庁長官、どうですか。
協議をすることは非常に大事だと思いますけど、政府は米側の言い分に従うだけではなく、調査員若しくは調査団を派遣して米側の主張が正しいのか正しくないのかを確認する作業はやりましたか。
今までまだやってなかったということですか。
まだ一回。
審議官クラス、レベルと言わず、一回と言わずに、国民のこれだけ財政逼迫する中でそれだけのお金を出すものです。もっと真剣に取り組む必要があるんじゃないかと私は思いますね。是非、今後しっかりやってもらうように、よろしくお願いします。 閣議決定最終案には、グアム島移転費や基地地元への振興資金の額などが盛り込まれていません。防衛庁策定の米軍再編関連の特措法にも盛り込まれていないと報じられてます。このことは、沖縄施政権返還時にあった日本側の資金負担に関する密約のような不正な密約取引が日米間で再び繰り返される可能性を浮き彫りにします。長官、この点で明快な見解をいただきたい。
かつての西山太吉の密約問題と同じようにね。今回の一種の、基地地元の人の振興資金の額などが盛り込まれてないということ、それからグアム移転費が盛り込まれてないことですね、閣議決定最終案には。
そのように誤解が生じぬようにして事を運んでもらいたいと思っています。 沖縄返還時には法的根拠のない日本側の負担があったことがその後米国の公文書で明らかになりました。外務省と防衛庁が作成した在日米軍の兵力態勢の再編という資料にはグアム移転経費の内訳が示されていますが、この資料の積算根拠は何ですか。沖縄返還時のような密約を繰り返されてはいけないので質問しますが、長官、もう一度。
はい、はい。
防衛庁の守屋事務次官は早々と米軍再編のための日本側負担の経費を八年間で二兆円と公言してきました。重要な政府間交渉、つまり対米資金交渉をする上で手のうちを、金庫の中を明らかにするとは交渉技術の全くない愚かで稚拙なやり方だと思っています。 長官、あなたは守屋次官の発言をどう受け止めますか。
まあ非常に弁解にも聞こえるんですけど。 あなたは上司なのに部下である次官の管理ができないということはないですか。つまり、あなたのにらみが利いていないという思いがあるんですけど、どうですか、長官の。
私が思うには、信頼していますけどね、私が思うには、今後米軍再編が実施過程に入ったら、米軍と守屋次官のような官僚との間で話がどんどん進められて、長官は単なる飾り物のような存在になるのではないかと大いに懸念されますが、長官、いかがでしょう。
是非主体性を持って頑張ってほしいと思います。 私がこのように心配するのは、こんなふうでは、仮に防衛省ができた場合、勢い付く制服組に対し、一体だれがシビリアンコントロールのにらみを利かせることができるのかという危惧があるからです。制服組が突っ走ったら、長官、あなたは止める自信がありますか。真剣に答えてください。
まあ国民の信頼は分かりますけど、今後米軍再編というのが非常にちょっとつかみにくい部分がありますから。 現在、普天間基地所属の軍用機が弾薬を積み込む場合、米軍の規定により弾薬庫がある嘉手納基地まで行って積み込んでいます。普天間の基地機能が辺野古などに移された場合、その新しい代替基地に弾薬庫も設置するつもりですか。長官、明らかにしてください。
まあ主体性を発揮するからそうしてくれぬかと思っていますけどね。 普天間代替基地に将来隣接する軍港を建設する計画はありますか。長官、お答えください。
ない。
はい。
本当にないですか。