厚生大臣と大蔵大臣にお伺いいたします。今回の予算を見ておりますと、社会保障の前進ということを絶えずうたっておりながら、きわめて貧弱な予算である。総所得と比較しますと、社会保障関係費はたしか一・数%くらいにしか当たらぬのじゃないか。恩給を加えましても一・七%くらいにしか当たらぬ。こういうようなことでは私はきわめて遺憾なことである、こういうふうに思うわけであります。そこで岸内閣は成立以来、社会保障の画進、あるいは前年の通常国会の劈頭には社会福祉国家の建設をやるのだ、こういうような施政演説もされたのでありますが、しかしどうでございますか。この間うちから新聞に出ておりますところによりますと、何か政府はILOの百二号の批准をしようとしておる、
