ただいま神田厚生大臣から一千万ほどの費用を予算に織り組んで、年金制度と取っ組むんだというかたい御決意の表明があったのでありまするが、一体予算書の説明に書いてありますように、しからば五人の学識経験者を選んで、いろいろ案を練ってもらうのだという説明でございますが、そうすると厚生省には何も案がないのでございますか。ただ委員を選んでそういう人たちにまかして、その人たちが作ったもので何かやっていく、こういう意味でございましょうか。
ただいま神田厚生大臣から一千万ほどの費用を予算に織り組んで、年金制度と取っ組むんだというかたい御決意の表明があったのでありまするが、一体予算書の説明に書いてありますように、しからば五人の学識経験者を選んで、いろいろ案を練ってもらうのだという説明でございますが、そうすると厚生省には何も案がないのでございますか。ただ委員を選んでそういう人たちにまかして、その人たちが作ったもので何かやっていく、こういう意味でございましょうか。
大臣の答弁を聞いておりますると、非常に意気込みは強いのですが、年金制度というような画期的な制度を作るということは、大臣がそうした景気のいいことをおっしゃるほど、私はしかく簡単なものではないと思うのであります。そこで五人の委員を委嘱していろいろ研究してもらうのだ、この選び方にもいろんな問題が起きてくると思うのであります。たとえばどんなふうな、どんな姿で年金制度を厚生省としては考えておるのだ、描いているのだ、またそういうことによって委員の選び方も変ってくるわけであります。従ってただ漫然と五人の委員を委嘱して厚生省が研究するのだ、こういうだけではわれわれは納得するわけにいかぬのであります。私はあなたの言葉じりをとらえて言っているのではござ
くどいようでありますが、大臣は就任早々でございますが、従来厚生省で年金制度を作っていくという意味で、いろいろ準備的な操作もあったと思うわけでありますが、無醵出にするかあるいは醵出制にするかというような問題について、従来どのような議論がなされ、またどのような結論、とまでいかなくても、何か話し合い、あるいはディスカッションというふうなことで、どういう方向に向いておるかということもまだ御答弁になることができないのでございましょうか。
いずれにいたしましても、国民年金制度を実施いたすとしますならば、膨大な予算を要することは当然であります。また醵出制度とすれば、法律が来年度できたといたしましても、その年から実施するというわけにも参らぬと思います。いろいろな事情から申しまして、私はこう思うわけであります。先刻来申し上げて参りましたような、今日の生活の低い、ボーダー・ラインの階層におる人たち——母子世帯あるいは廃疾者あるいは老人、こういうような人たちを含めまして、これは一日も等閑に付することができない対策であろうと思うわけであります。従って年金制度が実施されるということになりますまでには、やはりかなりの準備期間、あるいは醵出年金制度にすれば、必ずまた一定の年限——厚生年
私が申し上げたことは、別にゆっくり準備をして二年ぐらいかかってもいいという意味で申し上げたわけではないのであります。これは当然準備が必要でございますから、従って直ちにあすからという意味ではございませんが、二年でも三年でもかかっていいというわけではないのであります。とにかくそれにしましても準備期間が必要でございますから、従って部分的に困窮しておられる階層、もちろん生活保護法の対象者も含んで、こうした特殊な母子世帯あるいは老齢あるいは廃疾者というふうな生活困窮者には、無醵出の年金制というものを過渡的のものでもいいからお作りになる意思がないか、こういうふうにお聞きしたわけであります。三十二年度までやってきたことをさらに広げていろいろやって
もうけっこうです。
臨時国会が始まったのが十一月十二日でございます。しかるにこの改正三案を提出したのが十二月四日だと思います。まるで盗人ネコのようにのそっと出してきましたが、この態度は通常国会になりましたら大いに追究しますから、これはさておきます。 ただ私がきょう一、二点お尋ねしておきたいことは、六十六億の政府管掌の健康保険の財政が赤字になる、こういう政府の見通しであります。今日まで何月分まで十一月に払っておるのか。これは各府県によって非常にアンバランスがありますから違いますけれども、大体何月まで払っておるかちょっと御答弁を願います。
もうきょうは十二月十八日でございますから、年末まで二週間ないわけでありますが、年末までに十月分を支払い得るかどうか、一つ御答弁を願いたいと思います。
もう時間もございませんから終りますが、たとえば年末の支払いというのは、三十日や三十一日になって入ったのでは金は値打ちはないのです。従ってもうおそくとも数日中に十月分を支払い得る見込みが十分あるかどうか、これは全国の病院、開業医すべてのものの要望ですから、従ってはっきりした御答弁を願いたいと思います。
正力国務大臣にお尋ねいたします。科学技術庁が発足いたしまして、まことに喜ばしいことでございますが、ある意味では、日本の将来の運命を決するものは、科学技術庁の発展が順調に進んで参るかどうかということにかかっておると言っても過言ではないと思うのであります。戦前のことを申し上げまするならば、あるいは日本の科学の水準が非常に低かった、であるから戦争に貢げたんだ、こういう意見もあるわけでありますが、私はかえって日本の科学水準が低かったから、あのような無理な戦争が起きたんだ、こうも言えると思うのであります。かえってその方が重大なことであると思うのであります。昨日国務大臣の施政演説と申しまするか、あるいは発足のごあいさつと申しますか、そういうもの
そうしますると、原子力のことに関して大いに努力する、こういう御答弁のようでありますが、一体来年度はどういうことをおやりになるか、原子力ではばく然としている、まずどういうことをやろうとするのか、こういうことを承わっておきます。
原子力の発電については、コマーシャル・ベースから見まして、私の知っている限りでは、必ずしもそうではない。こういうことは議論になりますから、きょうは私は差し控えます。とにかく原子力に関して大いに大臣はやっていくんだ、こういう御発言でございますから、私はよく了承いたしました。 次に、方向を変えまして、日本の科学技術を大いに発展させて参る、これは当然のことでございます。しかし、科学技術が発展して参るためには、その、基礎となるベき基礎科学の研究、これの大きな発展がないところには、やはり科学技術の発展はあり得ない、こう私は思うわけであります。従って、われわれは、まず何といっても、日本における基礎となるべきサイエンスの研究というものが、大い
私のお尋ねしたことと御答弁が少し食い違っておるのであります。もちろん研究費が足らぬ、少い、これは当然でございます。それから、りっぱな学者が大いに必要であるということも当然であります。そういうことはもちろんでありますが、私がお尋ねしたのは、たとえば、日本には日本学術会議というものがありますが、これはセミ・オフィシャルな機関ですから、政府と密接な関係があるわけであります。そうして、原子力に関してこれを平和利用に、どんどんいろんな方面に持っていくという一つの大目標を科学技術庁が立てるならば、それについてのいろんな分野にわたった研究について、日本学会議などとよく御相談の上、一つ総合的なプランを持って、そこに膨大な予算をつぎ込んで、共同研究を
そうすると、来年度からは、そういう方向に必ず持っていかれますか。その点一つ御決意のほどを伺いたいと思います。
それでは、少し方向を変えてみたいと思います。正力国務大臣は、すぐれた事業家でありますから、いろいろ日本の事業界については、内情を御承知と思うのであります。私がしろうとのような目で見ておりますと、日本の産業界というものには、非常に不合理な面が多いと思います。たとえば、日本の産業というもの、生産会社なら生産会社一つ見ておりましても、日本の製品のコスト高の原因の中には、何といいますか、待合を利用するような交際費とか、あるいはそういうものが非常に大きくプラスしておって、研究費はそういうところは減らしていく。そうして、そういう面にはかなりのパーセンテージの資金がつぎ込まれていって、そのためにコスト高の一つの役割を果しておる、こういうふうに思え
これは日本の資本主義の一つの大きな特徴だと思うのです。これは、やはりおくれた資本主義国家であるということからきた一つの大きな特徴だと思います。つまらぬ例ですが、いろいろな商社が海外に出張員を出しております。出張員は何をしておるかといいますと、たとえば、ドイツからいろいろな機械を買いますが、買うために別に行っておる必要はないのです。ドイツからいろいろな機械を買って、日本の国内のいろいろな業者にまた機械を売りつける、そのお得意さんがドイツならドイツへ洋行してくるわけです。来ると、そういうお客さんにドイツで女を世話したり、見物の案内をしたり、そういうために出張員を出しておるという傾向が多いのではないか。これは私実際経験しておるのですが、こ
時間があまり長くなりますから、先にいきますが、次に一点、外国に払っております日本の技術料でありますか、特許料でありますか、こういう問題について、大臣に一つ御所見を伺いたいと思います。たとえば、自動車工業一つ見ましても、確かに日本の自動車工業は、ヨーロッパの小国に比較しましても、十年くらい、もっとおくれておるかもしれない、こういう話であります。私も三、四年前でしたが、ヨーロッパのいろいろな自動車工場をずいぶん見ました。ちょうど辛い私の学生時分の友人である自動車会社の技師長をしておる者とたまたま旅行中に一緒になりました。その友人から説明を聞きながら、各国の自動車工場をずいぶん見たのであります。彼の慨嘆しますには、アメリカなんかとてもかな
どうも正力大先生の大演説を今お聞かせしていただきましたが、正力先生は私の高等学校の大先輩でして、私は、若いときから、正力先生にたよらなければならぬと思ったわけです。不幸にして政党が迷いますから、親交はありません。先生のそうした演説は、非常に壮たるものですが、私、現実は違うと思うのです。たとえば、一ぺん国産の自動車に乗ってごらんなさい。ひどいものでございます。やはり外車がいいということになるのでございます。たとえば東京の町を歩いてみますと、こんな町は世界中にほとんどないのです。まるで外車の展覧会でもやっておるようであります。私はそれを排斥するわけではありませんが、しかしロイアルティを各社がどんどん払ってやるというようなことをいつまでも
ただいま上程されました国民健康保険法の一部を改正する法律案の提案理由の趣旨を簡単に説明申し上げます。 今日社会保障の中核でございますところの医療保障すなわち健康保険をさらに拡充して参るということは、社会保障の推進のためにも最も必要であることは皆様御了承の通りであります。現在医療保障の恩恵に浴していない三千万の国民に対しまして、これを医療保険に加入せしめることは、ただいまわれわれに課せられました大きな問題であると存ずるのであります。この事柄につきましては、さきに健康保険法の一部改正案の審議中においても力説し、政府もその必要を認められたところであります。この意味におきまして、今回本改正案を提案するわけでございますが、この法案の内容の
この母子福祉貸付金等に関する法律案はちょうど三年前に実現を見ましたが、当時のことを回想いた、しますと、やはり単に福祉のための貸付金を実現する、こういう意味の狭い法律を作るという考え方からできたものではないかと思うのであります。いわば一時こうした狭い範囲の法律をもってがまんしよう、こういう立場で衆参両院を通過したものと私は解釈いたしておるわけでありますが、先刻来同僚議員の質問に対する山下次官あるいは児童局長からの答弁を聞いておりますと、来年度からは一つ総合的な法案の実現に対する予算獲得に大いにがんばる、こういう御答弁があったわけでありますが、私は今度の法案改正の精神についてはもちろん全面的に賛成でございます。従ってこの法案自体に対する