私は金山という人を個人的にもよく知っておりまするし、りっぱな方でもあるし、それはそれとしまして、私は、日本はある意味では、今度の金大中氏事件は、被害者ですね。私は、やっぱり向こうから来るのが当然でありまして、わが政府から特使を派遣するというようなことは、やっぱり主客転倒である、これは非常に不合理だと思います。政務次官どうお考えでございますか。
私は金山という人を個人的にもよく知っておりまするし、りっぱな方でもあるし、それはそれとしまして、私は、日本はある意味では、今度の金大中氏事件は、被害者ですね。私は、やっぱり向こうから来るのが当然でありまして、わが政府から特使を派遣するというようなことは、やっぱり主客転倒である、これは非常に不合理だと思います。政務次官どうお考えでございますか。
また同じように各新聞は、わが国政府はこの事件を早く解決しなければならぬ、こういう立場で、きのうは外務省の、まあ首脳会議と、こういっておりますが、これはあるいは書き方はいろいろあると思うのですが、大臣以下関係の責任者の人たちが集まって相談をした。そして大平外務大臣が国連総会に出席するために出かける。これは大体二十三日である。それまでにどうしても解決をしよう、こういうような基本的な方針をきめて積極的に乗り出すんだ、こういうふうなことが書いてありますが、そのような方針が、大平外務大臣を中心として方針がきめられたのでございますか、御答弁を願いたい、こう思います。
実際問題として、国連総会が始まりますと、外務大臣、もちろん日本の外務大臣も行く。それから韓国も外務大臣が出かける。いわばこの二つの国の外交的に関連した事件というものは、衝に当たる責任者が国にいなくなってくる。しかもわが国は、さらにヨーロッパその他の外遊がずっと続くわけです。そして総理、あるいはこれについて外務大臣も一緒に外国へ旅行する。こういうようなことが続いていくとしますと、これはやはり事件の早期の解決をする上にとっては、私は、国内に総理や外務大臣がおる場合とは、解決がついていい条件にはなっていかない、これは言えると思うのですね。これは後ほどまたいろいろ聞きますが、私がうわさで聞いておるところでは、きょう、韓国の金外務大臣ですか、
しかし私は、水野政務次官に重ねてお尋ねするのですが、たとえば、後ほど警察庁の局長も来ておられますからお尋ねしますが、すでに金大中氏をグランドパレスホテルから運び去った車ももうあらわれて、そしてはっきりしてきた。これは韓国の領事館員の所有の車であった、こういうこともきょう新聞に大きく報道されております。その事実もあとから聞きますが、それから、金東雲という一等書記官が関係しておったというようなことも、これはやはりしっかりした確信がなかったら、警察庁もそういうことを外交交渉として、金東雲氏の出頭を求めるということはあり得ないことでありますから、このままにしてずるずるいった場合には、私はたいへんな困難な事態が生まれてくるということも予想され
私はあなたの答弁には非常な不満でありまして、納得できませんが、アジア局長にお尋ねいたしますが、この金東雲氏の任意出頭を求めた交渉を外務省はされましたですね。そしてこれはソウルの後宮大使に訓令を出されたと思います。そして六日に金外相とソウルで後宮大使が会っておるわけですね。そのときのいろいろの会見の模様について、もちろんこれは報告が来ておると思うのでありますが、できるだけ詳しく御答弁を願いたいと思います。私が聞きたいことは、当時の新聞報道で、韓国の外務大臣という政府の閣僚がかなりきびしい調子で、金東雲氏の出頭を求めた後宮大使の申し入れに対して、日本政府の態度を非難するようなことばをもって後宮大使と会談をした、こういうような報道が当時な
そうすると、アジア局長、こうですか、突如金東雲という名前を出して外交官の任意出頭を求めたということに対して、向こうは非常な不満の意を表した、こういうことでございますか。
警備局長おられますね。この前の、先週のこの委員会で私の党の岡田春夫議員があなたに質問しておるのであります。そして金大中氏を拉致した車についての捜査はどうなっておるか、こういう質疑が行なわれました。そうすると、あなたはいまたくさんの車が対象の車としていろいろ、対象といいますか、調べなければならぬ車がたくさんあるので、それらの車をいろいろ調査していかないと、急にはこの車というめどをつけていくこともできません。こういうような答弁でありました。しかし、きょうの新聞を見てみますと、ある新聞等によりますと、韓国の領事館員の私有車である。それはプレートナンバーもきちんと合っているというような記事が大きく書かれておるということでありますが、この辺の
しかし、プレートナンバー品川55も2077というのは一台しかないんでしょう。このプレートナンバーの車がグランドパレスの車庫に入っておったということはわかっておるんじゃないですか。
これは私、新聞の記事で見るより知る方法がないのですから……。 東京のある修理工場へ韓国の大使館員であるということを言って、この車を持ってきてプレートナンバーもかえたいのだと言ったという、これは新聞記事ですよ、そういうことが書かれておった。それからまた、このプレートナンバーの車が廃車にしようという何か手続みたいなものを申し込んできておるというようなこともわれわれ聞いておるのですが、そういうことは警察庁のほうでわかっておるのでございますか。
それから大津のインターチェンジであそこの職員が見た車と新聞に書いてあるこの車とは大体似ておるのですか、いかがですか。
そうすると、警察庁としてはまだはっきりと車の確認はできていない、こういう判断をしていいのですか。将来これは必ず確認される、これはむずかしいかもしれませんが、されるであろうという確信を持ってやっておられるのでございますか。この点、むずかしいかもしれませんが。
それから、私、一つの独立国家ならば主権というものを持っておる、これはあなたとそういうことを議論しようというわけではないのですが、主権を持っておる、はっきりと主権が守られておる国であれば、領土内の統治権というものが必ずその国にはっきりと確立していなければならぬことは当然です。同時にそこに住んでいる国民の基本的人権というものが尊重されなければならぬこともこれは当然であります。 そこで金大中氏のように外国の人といえどもやっぱり日本人と同じようにその人の基本的人権は尊重されなければならぬということは当然だと思うのです。そこで金大中氏は亡命者ではないかもしれませんが、わが国は亡命者を受け入れるということになっていない国であるといわれておる
そうしますと、たとえば金大中氏だけではないわけですが、そういう情報が入った外国人、日本人の場合もある、そして本人からの要請がないという場合には、警戒というものは何もしないというのが従来からの日本の警察の態度でございますか。
私は、やはり警察当局が金大中氏のような人に当然のごとく警戒の手を何か差し伸べてあげるということが必要だったと思うのです。この点、過ぎ去ってからどうこう責任を追及する、そういう意味でいま言っておるわけじゃないのですが、私はやはりわが国が明治政府以来伝統的に、海外からの政治的な意味で国に入ってきた人たちに対して、わりあい冷淡な態度をとってきたという歴史があると思うのです、日本の場合。いろいろな人が来た場合に、それはやはり日本の政府はもっと主権というものを厳然と守っていくという、そういうき然たる態度をとるならば、外国から来たそういう人たちに対してもそういう事件が起きないような予防工作というものを講じる意味でも、やはり警戒の手を差し伸べてあ
これらの十三名の人たちの中には、あなたのほうが調査の対象とするような人たちが全然いないのか、いるのか。名前を一々具体的に言えといってもこれは言えないと思うのですが、あるのでございますか、これもあわせて承っておきたいと思います。
そこで外務省お尋ねしますが、このように十三名の人がこういうような情勢の中で、何といいますか姿を消すごとく、風のごとく国を去っていくというような状況を一体どうお考えでございますか。政務次官、ひとつ副大臣ですから、外務省としてのお考えをお伺いしたいと思います。
それではこういうような姿は、韓国の政府関係の職員がこの事件に関係しておるという容疑を深めておるというふうに判断されますか、いかがでございますか、深めていないという判断でございますか。
再入国の手続をとらずに本国に帰った外交官は、もうそれで日本に帰ってくるということはないというふうに外務省は断定しておるわけでございますか。
そうすると、外交官としての常識からいえば、再入国の手続をとって帰るか、あるいは届け出をして向こうへ帰るか、無断でしかも外交官——領事館の職員は外交官でないかもしれません、あるいは大使館等の運転手とか、そういう人たちは外交官でないでしょうが、とにかくそういう外交官がそういう手続をとらずに帰っていく、これは正常なんでございますか、異常なんでございますか。
それでは時間がありませんのでもう終わらなければいけませんが、やはり何と答弁されましょうとも十三名の人が続いて風のごとくどんどん帰っていく、しかも何ら通告もないというような姿は、ますます政府関係の職員が関係しておるということに対する容疑といいますか疑いを深めていくということはこれは否定し得ないところであります。まあこれ以上答弁を求めようとはしません。 最後に政務次官にお尋ねいたしますが、この間、私参議院の金大中事件の緊急質問を聞きにいっておったのです。そうしますと私の党の田君が質問しておった。田中総理大臣は、朴政権というのはあれは自由と民主主義を守ろうとする政権である、こう言っておるのですね。しかし今日近代国家になろうとする国で憲